ゲスト:海野 素央(明治大学政治経済学部教授)、黒井 文太郎(軍事ジャーナリスト) 2期目の始動から40日余。トランプ大統領が次々と繰り出す"前代未聞"の言動と政策が、世界中に波紋を拡げている。いったい現地アメリカでは、何が起きているのか?長年アメリカ大統領選挙をフィールドワークで研究してきた、明治大学教授の海野素央氏が現地調査を実施。トランプ支持者は何を考えているのか?野党民主党は、この"混乱"の中で、来るべき中間選挙の勝算や秘策はあるのか? 一方、ロシア軍のウクライナ侵攻から3年。膠着状態だった"ウクライナ戦争"をめぐる停戦交渉が、トランプ氏の登場で動きだした。しかし、ウクライナの"頭越し"に米露2か国で交渉は進む...。自国に有利な条件を引き出そうとするプーチン大統領。一方、ウクライナの主権を守るため、欧州との連携を強め、トランプ提案には慎重な姿勢を取り続けるゼレンスキー大統領。果たしてその妥協点と引き出すべき条件とは...? ゲストは、アメリカ取材から帰国した明治大学教授の海野素央氏と、「プーチン研究」やインテリジェンス情勢に造詣の深い軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏。ウクライナ和平の行方を徹底分析する。