突如、日常が「非常時」になってしまった2020年。 “3密”“ソーシャル・ディスタンス”“クラスター”といった言葉が飛び交う中、真っ先に活動の自粛を余儀なくされたのは、エンタテインメント業界でした。 中でも、人が密集し、密閉された空間で、密接に関わりながら物語を共有する演劇文化は、軒並み公演を中止、または延期を余儀なくされます。 そんな1年を、舞台人はどんな想いで過ごし、志を新たに、ふたたび、新たな一歩を踏み出したのか・・・。 劇作家・演出家・俳優で、プロデュース集団「阿佐ヶ谷スパイダース」を主宰する長塚圭史さんと、街を歩いてみました。