評論家/批評誌〈PLANETS〉編集長 宇野常寛さん
この10年は一言でいうと「地獄でした」
“美味しい”のその先へ ~復興バーRadio season2~
『復興バーRadio~Think Next 10 Years~』
今夜も、常連客・高橋万里恵がご案内します。
◆第4回のお客様は、【宇野常寛(Tsunehiro Uno)】さん。
青森県八戸出身で、自分の中に東北のルーツを感じるという宇野さん。有楽町エリアからアイディア創発の場を生むプロジェクト「Micro STARs Dev.」のプロデューサーとして、3月11日夜には【Think Next 10 Years】のオンライントークに登壇。函館ラ・サール高の先輩であるISHINOMAKI2.0代表の松村豪太さんと初対面ながら意気投合されました。バーではノンアルコールをご注文、女川の摩訶不思議な食トークでも盛り上がる宇野さんから発せられた忌憚なきメッセージとは・・・
宇野:
「震災を機に、地方出身者として、東京と地方がこういう関係でいいのだろうかというのは、すごく考えさせられたんですよ。メディアの言論の在り方が、どうしていったらいいかを考えるものではなく、どんな事を言ったらウケるかのゲームになってしまった…」
福島や宮城を周り、「前向きに頑張っている人たちが報われていない」と痛感したと語る宇野さん。形だけの復興ではない、本当の新しい街づくりを目指してきた松村さんのような人たちが、地元の人たちとの間で感じている“孤独”。それを救えるのは、地元の人だけでも、行政でもなく、東京の有楽町にいるようなビジネスマンかもしれない ―その言葉は、このイベントで皆さんに投げかけたいメッセージそのものでした。
「この10年で地方に芽吹いているものを活かさない限り、未来はない」と語る宇野さんとの語らい。あなたは何を感じますか…?
つづきは是非、AuDeeでお楽しみください♪
★【Think Next 10 Years】宇野さん登壇のイベント
・311 特別企画 「10 年のリアル、これからのリアル」(3月11日より配信中)
https://www.youtube.com/watch?v=F3GDRD7bZew
・有楽町microではパネル展「Think Next 10 Years」を開催中(3月31日まで)
詳しくは、https://thinknext10years.com をチェック!
「復興バーRadio」はこの先も常に存在しています。いつでもお立ちより下さい。