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第349話『人生は落丁の多い本に似ている』芥川龍之介

■第349話『人生は落丁の多い本に似ている』
山口県編1 芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)

■「鼻」「羅生門」「芋粥」など短編小説で知られる文豪・芥川龍之介。
龍之介の実の父・新原敏三は、山口県岩国市美和町出身。
敏三の菩提寺にある、龍之介の碑の言葉は、
「人生は落丁の多い本に似てゐ(い)る。
一部を成してゐるとは称し難い。
しかし兎に角(とにかく)一部を成してゐる。 芥川龍之介」

■龍之介は幼くして、東京・両国の母の実家・芥川家に預けられ、のちに養子となります。
一人、墨田川を眺めていた少年の胸の内は?

■今年没後95年、35年の短い生涯を文学に捧げた小説家、
芥川龍之介が、人生でつかんだ、明日へのyes!とは?