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5月5日のこどもの日にスペシャルプログラムにご出演もいただきました、
「イライラしない子育て法」を開発された「青少年養育支援センター 陽氣会」の杉江健二さんが現在、
「産前子育て教室制度化」の署名活動をされています。
日本ではこの30年間、児童虐待が一度も減少したことがないという事実をご存知でしょうか?
令和2年度には児童虐待相談対応件数はついに20万件を超え、過去最多(205,044件)を記録しました。
30年前に比べると、子どもの数は少子化の影響で3分の2に減っているのにも関わらず、
児童虐待の発生件数はこの30年の間に、なんと200倍にも膨れ上がっているのです。
年間約84万人の出生数に対し、20万件を超える児童虐待の発生。
これはどう考えても異常な事態です。
そして、このコロナ禍の影響により、今後さらに発生件数の増加が懸念されています。
また、児童虐待にまではならなくても、
子育てを「つらい!」「しんどい!」と感じている親も増えています。
これだけ児童虐待が増加し、子育てにつまずいたり、悩んだり、子育てがつらいと感じている親が多い
日本であるにも関わらず、なぜそれらを減らす制度が無いのか?
そこで、親を虐待へと向かわせないために、また子育てが「しんどい」「つらい」と感じる親を減らすためにも、
産前に「親になるための学び」ができる「産前子育て教室」の制度作り(法改正)が今後、
必要となります。そんな「産前子育て教室」についてなどトークを展開しています。