今週はイスラマバードにフォーカス。
タカラモノを紹介してくれるのは、現地でコーディネイターをされているカンさんです。
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パキスタンでは、年に2回「イード」という重要な行事があります。
イスラム教徒にとっての最大のお祭りで、断食期間の「ラマダン」明けの「イード・ル=フィトル」と動物を生贄として捧げ、神に感謝の気持ちを伝える「イード・ル=アドハー」です。
「イード・アル=アドハー」は、犠牲祭とも呼ばれ、お金に余裕がある人が羊やヤギ、牛などの動物を買って、お祈りをささげ解体、その肉を自分や家族、親戚や友人、そして恵まれない人たちと分け合います。
これは、イスラム教の喜捨・ザカートの目的と生きていくために命をいただくことへの感謝を表すとても大切な行事です。