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今週はアラスカにフォーカス。
タカラモノを紹介してくれるのは、現地でガイドをされている牧栄さんです。
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ノーススロープは、アラスカ最北の山脈、ブルックス山脈の北に広がるツンドラ地帯。
真冬の気温は時に氷点下50度を下回るほどの、一般的な木が一本も育たない森林限界以北です。
そこには、大変珍しいジャコウウシをはじめ、カリブー、ブラウンベアなど、
氷河期を彷彿とさせる動物たちが今も息づいています。
また、ほぼ全域に永久凍土が発達した場所でありながら、
夏季である6、7月にはアラスカの州花であるワスレナグサをはじめ、実にたくさんの花々が咲き、
日本でも見られるキアゲハやミヤマモンキチョウがこんな北にも生息していることに驚かされます。
雪解けが始まると、マガン、カナダガン、ハクガンなどの渡り鳥、
ハギマシコ、ユキホオジロなどの小鳥、イヌワシやハヤブサの猛禽類もやってきます。
動物や野鳥、昆虫や草花、そこで出会う生き物たちが皆輝いて見えるのは、
地球上でそこがほかに稀なる厳しい環境であるからかもしれません。
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「コスモアースコンシャスアクト 未来へのタカラモノ」
TOKYO FM/JAPAN FM NETWORK 38 局
毎週月曜~金曜 AM6:40~ 放送しています!
ラジオもぜひ聴いてくださいね♪