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今回紹介したシングル盤は、こちら!
#11 井上陽水「心もよう /帰れない二人」
発売日:1973年9月21日
週間最高位:7位
日本初のミリオンセラーアルバム「氷の世界」の先行シングルB面曲。A面の「心もよう」より、私はこちらのほうが断然好きだ。陽水が忌野清志郎を自宅アパートに呼んで一緒に作った曲で、清志郎によると「最近どんな曲作ってるの?」と陽水が聞くので、清志郎はのちにRCサクセションでリリースした「指輪をはめたい」を歌って聴かせたという。陽水は「いい曲だねぇ。でも「はめたい」じゃ売れないと思うよ」と言い、2人であれこれいじって曲が完成。1番の歌詞は陽水が、2番は後日、清志郎が書いて完成したそうだ。「氷の世界」が爆発的に売れたおかげで不遇期の清志郎にも多額の印税が入り、ひと息ついた。やはり持つべきものは友だ。清志郎の30周年を祝う武道館でのトリビュートライブで、陽水が「アンドレ・カンドレでーす」と登場。清志郎とこれをデュエットしたとき、客席でマジで泣きそうになった。(チャッピー加藤)
AuDeeでは、本編に入りきらなかったディレクターズカット版の音声を配信しています!
若かりし日の井上陽水さんと忌野清志郎さんのお話、心もようがA面に決定した背景、楽曲の歌詞の解釈など、今回も盛りだくさんの内容でお届けします!
それでは今回もお楽しみください!