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今週の「みらいかぜ」は 青森県・弘前市で木村木品製作所を営む4代目・木村崇之さんにお話を伺いました。
青森県はりんごの生産量日本一。
そのなかでも、国産りんごのおよそ2割が生産されている「りんご王国」が弘前市 と言われています。
その弘前市で生まれる木工製品にいま、世界が注目しています。
真っ赤な果実が成ったあと、役目を終えるとその多くは廃材として処分されてきた「リンゴの木」。
その廃材で作った木工製品が話題です。
りんごの木の多くは、処分に困っているという現状があり
農家の方々がストーブの薪としてメインに消費されています。
しかし、以外の行き先がなく多くの木が廃材として処分されているのです。
木村さんが作るプロダクトは、インテリア雑貨・食器、玩具などの小物が中心。
木村さんが取り組みを始めたのは20年以上前。
りんごの木は他の木材とは違い、コブなどを理由にプロダクトには不向きとされてきました。
その使いづらいと言われてきたりんごの木を使って制作をしていることに
当初は変わった人だと言われていたと振り返ります。
地域資源を使うだけでなく、その独特な風合いを活かしたプロダクトを作って
発信していくことでさらに「りんごの木」の価値を見出してほしいという思いのもと、活動されています。