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チャットGPTのような文章や画像を自動的に作り出す生成AI(人工知能)。
その使い方をめぐり、文部科学省がまとめた国公私立の小中高向けガイドライン案には
日々の学習での使い方の注意点や、読書感想文など夏休みの課題をめぐる指導のあり方などについて具体例を列挙している。
また、小中高校生の読書感想文コンクールを主催する全国学校図書館協議会は、
AIを悪用して作成された感想文が応募されてくることを懸念して、
2023年度の応募要項を改め、盗作や不適切な引用があった場合に審査の対象外となり、
事実上の失格となることがあるとする規定を追記。
東京都教育委員会は、夏休みの宿題を出す際には、生成AIの回答をコピーして、
そのまま提出させないことや、レポートを課題として出す際には
生成AIに頼らず授業中に教員が説明した内容を踏まえて書くよう注意喚起することが必要だとしています。
具体的に注意を促す例として、日記や読書感想文のほか、プログラミング、校内コンテスト用のポスターの作成などを挙げています。