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先日のニュース記事から・・・
4歳に娘を暴行し死亡させたとして三重県津市の42歳の母親が逮捕された事件では、
虐待の“シグナル”が2度ありました。
「1度目のシグナル」は、2022年2月に「両頬と両耳にあざがある」と
保育園から児童相談所に虐待の通告がありました。
この時、容疑者は「ベッドから落ちた」などと説明したため、児童相談所は
「一時保護せず、3カ月に1回、保育園に対し見守りをすること」にしました。
「2度目のシグナル」は、2022年の夏。
7月8日を最後にほのかちゃんが保育園に通園しなくなり、8月には津市が3歳児健診を
案内しましたが受診しませんでした。
児童相談所は、ほのかちゃんが保育園に登園していないことを把握しましたが、
本人との面会や聞き取り調査をしませんでした。
「元々ほのかちゃんが保育園を休みがちだった」、「母親が望まない形で強い対面をするのを避けた」
ためだといいます。
ほのかちゃんは5月25日に救急搬送され、26日の朝に亡くなりました。
児童相談所には、虐待が疑われる家庭への「立ち入り調査」や、虐待する親から子どもを強制的に引き離す
「保護」などの権限があります。
その機会を逃したのかどうか、三重県は今後、第三者委員会で調べるとしています。
このニュースから「虐待のシグナル」についてなどトークしています。