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#130『虐待の現状』(2023/09/23オンエア)

#130『虐待の現状』(2023/09/23オンエア)
#130『虐待の現状』(2023/09/23オンエア)

てらすとーくVol.130

こどもてらす~To Zero for Children~

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2022年度の児童虐待相談件数が発表されました。

教育ニュース配信サイトの「リセマム」の9月8日の記事から・・・

全国の児童相談所が2022年度に対応した児童虐待相談の件数は、21万9,170件で過去最多にのぼることが、

こども家庭庁が公表した速報値から明らかになりました。

統計を取り始めた1990年度から32年連続で増えており、前年度より1万1,510件増加。

虐待相談の内容別件数は、心理的虐待が12万9,484件ともっとも多く、全体の59.1%を占めています。

ついで、身体的虐待5万1,679件(23.6%)、ネグレクト3万5,556件(16.2%)、性的虐待2,451件(1.1%)。

心理的虐待の相談対応件数は、前年度より4,760件増加しています。

また、別の記事からですが・・・

2021年度に虐待で死亡した18歳未満の子どもは全国で74人(前年度比3人減)に上ることが7日、

こども家庭庁の専門委員会の報告書でわかりました。

0歳児が最多で、誰にも知られずに出産した実母が死亡させるケースが多かったとのことで、

心中を除いた50人の分析では、身体的虐待が21人で最も多く、ネグレクト(育児放棄)の14人が続いています。


子どもの死亡時の年齢は0歳の24人が最多で、半数近くを占めた。加害者のうち20人は実母で、

自宅で出産した子どもを袋に入れて放置するなど、出産直後に死なせる事例が目立つといいます。

専門委は07年~21年3月に、心中以外で虐待死した子ども計747人の家族構成についても分析。

このうち117人は「ひとり親」で祖父母らと同居していた。80人(68・4%)の親は未婚で、

子どもの死亡時の年齢は生後1週間未満が68人(58・1%)に上りました。


こうした実態を踏まえ、専門委は母親が同居家族や医療機関などに妊娠を相談できないまま出産し、

虐待死につながった可能性があると指摘。自治体に対し、相談先の周知を強化することなどを提言しました。

このような虐待の現状をトークしています。