香川しまびより

香川しまびより

音声コンテンツ

Play

PLAY

Vol.41 土庄町・豊島 「美術館の次の日」を提案する『農林漁家民宿とくと』

Vol.41 土庄町・豊島 「美術館の次の日」を提案する『農林漁家民宿とくと』
Vol.41 土庄町・豊島 「美術館の次の日」を提案する『農林漁家民宿とくと』

Vol.41 土庄町・豊島 「美術館の次の日」を提案する『農林漁家民宿とくと』

香川しまびより

00:00
11:56

お話しをお聞きしたのは豊島出身の濱中玲子さん。5年前に夫のアランさん、息子のカイくんとUターンし、築80年の古民家を改修した『農林漁家民宿とくと』をオープン。17歳で島を出てオーストラリアに留学し、そのまま就職・結婚したものの、ご家族の体調不良がきっかけでUターンを決められたそう。現在は息子のカイくんと両親が釣りに出かける日々を微笑ましく見守りながら宿の経営をされています。

家浦港から民家の間を縫うように路地を歩き、山の中腹まで上がったところでお目見えするお宿。門をくぐると豊島ならではの石の大きな灯籠と夫のアランさんがお手入れする美しい石庭がお出迎え。先端のベンチからは瀬戸内海が一望でき、ここでワインを飲みながら過ごす豊島の夜は最高!と玲子さん。

『農林漁家民宿とくと』は本館・別館それぞれ1棟貸しのお宿。本館の屋根には珍しい七福神の瓦が。この姿を見て玲子さんは『ここで宿を開いて人の集まる場所にしたい』と改修を決めたそう。

豊島を訪れる外国人の方に泊まっていただける「外国人の好きな日本の宿」をテーマに改修された客室は、目覚めてすぐ海が見える畳のベッドルームに石庭を見渡すテーブル席。囲炉裏や竈など、和を感じながらゆっくりと時間を過ごせる場所がたくさんあります。

目の前の畑では循環型農法で作られる野菜や果樹、毎朝卵を産むニワトリに2匹のヤギが元気に過ごしています。朝ごはんは近所の奥さんが焼いてくれるパンに濱中さんのお母さん手作りのヨーグルトとジャムを添えて。

豊島に来たら美術館を見て日帰りするのではなく、『美術館の次の日』を楽しむために宿泊して、ゆったりと夜を過ごし、朝は好きな時間に起きて、好きなものを食べてほしいと玲子さん。現在豊島でそんな場所を提供する農泊の方を増やそうと、農泊協議会を作って体験コンテンツの造成などに取り組んでいます。

■農林漁家民宿とくと

場所/香川県小豆郡土庄町豊島家浦1577-2

アクセス/豊島家浦港から徒歩15分(送迎可能)

公式HP https://linktr.ee/Tokuto

公式Instagram https://www.instagram.com/tokuto_teshima/

■豊島の情報はこちら!

豊島フェリー

https://www.t-ferry.com

土庄町ホームページ(豊島のページ)

https://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/about_teshima/1077.html

小豆島観光協会

https://shodoshima.or.jp