音で旅する只見線#04「新鶴~会津坂下」
音で旅する只見線
新鶴駅から若宮駅までのひたすら田園風景。のどかではありますが車窓は変わらぬ風景で只見線のスピード感が掴めない・・・
会津坂下駅が近くなると西に向きを変え市街地が見えてきます。会津坂下・・・”さかした”ではなく”ばんげ”と読みます。
会津坂下駅では列車交換のため少々停車。やってきた上り線の列車を見ると高校生で満員状態です。沿線は人口減少に悩まされていますが、高校生の通学需要が見込める区間なのですね。
会津坂下町の観光スポットは恵降寺の「木造千手観音立像」がおすすめ。高さ8.5mの観音様はなんと一本の木を彫ったとか?日本最大だそうです。地元では「立木観音」と呼ばれており、なんでも普通に立っている木(立木)を直接彫って仏像にしたんだとか。
そのほか、古墳があったりと東北地方の歴史を知れる町です。
この会津坂下駅を境に会津盆地とお別れとなります。