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三木町へ単身移住し、三木町の農業を盛り上げる若い力「どら猫ファーム」の高木優作さんをご紹介
高校生の頃、野菜を作ってみようと思い立ちラディッシュの小さな種をまいてみたそうです。大きな野菜に育ったことが嬉しくて、それが農業を目指すきっかけになりました。
県内の農業大学校へ進み、日本人が経営するアメリカの農園で経験を積んだ高木さん。帰国後さぬき市から三木町へ移住し「どら猫ファーム」を開園。2反からスタートし、当時は沢山の種類の珍しい野菜を作っていたそうですが、4年目の現在はおくらとズッキーニを育てています。
おくら畑に足を運ぶと
太陽の厳しい日差しに負けずに上を向く、元気いっぱいのおくらの姿が。収穫は朝5時から始まります。
高木さんのこだわりは土づくり。農場の敷地で緑肥を育て土に混ぜる事で持続可能な農業を目指しています。
収穫したおくらは、大きくても固くなったものは出荷しません。おいしく感じる柔らかさも重視しています。食べてみると甘みも感じます。とてもおいしかったです!
三木町で農業をしていると、周りの方が声をかけてくれるのが励みになっているという高木さん。
「これから農業の担い手が減ってくることで、空いた農地も増えてくると思うので、その農地をうまく活用するためにもゆくゆくは雇用を生んで、三木町の農業を活性化させていきたい。」
農業をこれから始めたいという若い方々へのメッセージとして、「農業のやり方は十人十色。自分にとっての農業の正解を探していけば、きっといい農家になると思う」とエールを送ってくださいました。
どら猫さん!と呼ばれることもある高木さん。この名前を今後、野菜売り場で見かけるかもしれません。ぜひ一度おいしいどら猫ファームのお野菜を食べてみてくださいね。
本編ではご紹介できなかったのですが、オフシーズンの冬場は海外へ行くのが楽しみだそうです。日本との農業の違いを学ぶ機会にもなっており、何か国いけるかはこの時期の頑張り次第。この夏も目標に向けて気合い十分です!
背丈以上に成長するおくらの収穫は秋まで続きます。
どら猫ファームのお野菜は、高松市今新町にあるサヌキス本店さんや、県内のスーパー(マルナカ、マルヨシセンター)の一部産直コーナーで取り扱っています。