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高松港からフェリーで40分の男木島へ。港から細い路地を歩いて5分、島の南側、砂浜のそばにあるに伺いました。5年前に男木島へ移住した須田珠恵さんが営む、島で獲れたお魚のランチが食べられる場所です。
この日オーダーしたのは「メバルの煮付け定食」。とっても大きなメバルにびっくり! お箸でほろっと崩れて、口の中でとろけるような美味しさでした。
アラ汁の鯛とワカメ、小鉢のベイカ、サラダの野菜、すべて男木島産。「NICO」では漁師さんがその日持ってきたお魚を刺身・天ぷら・唐揚げで食べられるので、今日は何があるかな?と楽しみに何度も通う人がいるのだそう。ちなみにお客さんの6割は島の人!
お店をされている須田さんは山口県のご出身。長く高松市に住んだのち、不登校だった息子さんの環境を変えたいと、お子さんが気に入った男木島へ移住。親子ともにあたたかく見守ってくれた島の人たちに心を解きほぐしてもらったのだとか。
息子さんが通っていた島の料理教室の先生が「本気で料理をするなら面倒見るからお店してみたら?」と声をかけてもらったのがきっかけとなり「NICO」をオープン! 元料理人であり、漁師をしている先生が師匠となり、刺身や煮付けなどのコツを教えてくれているそう。
「実は男木島には民宿以外で新鮮なお魚を食べられる飲食店がないんです。あったらいいなと思っていたお店をまさか自分ですることになるとは思っていなかったけど、毎日が楽しくて。お客さまが喜んでくださる姿を見られるのが嬉しいですね!」と須田さん。
今後は古民家をリノベーションした宿をやってみたいという夢も。その際には男木島の朝日や夕日を見ながら島の人と触れ合う時間を楽しんでもらいたいそうです。
■「お魚料理とカフェNICO」
場所/香川県高松市男木町2−4
営業日/毎週水・土・日 ※臨時休業あり。詳しくはInstagramで。
営業時間/11:30~15:00(ランチは14:30まで)
お問合せ先/https://www.instagram.com/cafe_nico_ogi/
■男木島へは雌雄島海運の「めおん」で高松港から40分!
雌雄島海運 https://meon.co.jp
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