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小豆島の秋祭りといえば赤い布団を重ねた布団太鼓でお馴染み。しかし小豆島の北側にある石工さんのまち 小海地区では、毎年とっておきのモチーフを制作して太鼓台に乗せる『造り太鼓』が登場します。
太鼓造りを担う地元有志団体「みたけ会」の坂井達也さんと、小海地区の道の駅を中心に賑わい創出を担当されている土庄町地域おこし協力隊の今泉菜々さんにご案内いただきました。
過去に作った『造り太鼓』がずらり11基ならぶ小海の太鼓蔵。いずれも高さ2mほどの大きさで圧巻! こういった飾りを乗せる太鼓台は島の中でも北側の小海地区と滝宮地区にしか残っていないそう。
小海地区では毎年9月上旬ごろから太鼓づくりがスタート! 自治会からたいこ作りの要請がみたけ会に届いたら、何を作るかを決めて、決起集会となる「かわらずえ」で乾杯! 木枠の上に発泡スチロールを立てて、図面通りに削って着色すれば完成ですが…さすが石工さんのまち。
みなさん器用!!
背丈の小さいモチーフはお祭り当日のテントに飾られ、小さいお子さんたちの人気者に。モチーフづくりの練習にもなるそう。
島から県外へ出張に出ているため、なかなか会に参加できない方が「ここだけは頑張りたい!」と一生懸命作られた木彫りの紋はその仕上がりに感動! 太鼓への熱意があちこちから感じられます。
今年どんなモチーフを作っているのかはお祭りまでは秘密。そのため地元のみなさんもお披露目をとても楽しみにしているそう。宵祭りでは道の狭い小海集落を太鼓台が巡りますが、例大祭に行けない高齢者のみなさんが間近で太鼓台を見てとても喜んでくれるのが嬉しいと坂井さん。
今年の『造り太鼓』は一体何が乗るのか? 気になる方は10月13日(日)伊喜末八幡神社例大祭へ! 太鼓が揃ってかきくらべを行う13時からの「土俵舞い」は見どころですよ!
■土庄町地域おこし協力隊の今泉菜々さんが、昨年の太鼓づくりに密着した様子を「道の駅 大阪城残石記念公園」公式Instagramでアーカイブされています。ぜひご覧になってみてくださいね。
https://www.instagram.com/osakajozansekikoen
■小豆島土庄町の情報はこちら!
土庄町ホームページ
https://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/index.html
小豆島観光協会
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