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この夏、パリ五輪で日下尚選手が金メダルを獲得し、日本人選手の活躍が注目されたレスリング競技。その日下選手の後輩にあたる、高松北高等学校2年生の木村允希愛選手。
今年4月に開催されたU17の大会で優勝し、8月にヨルダンのアンマンで開催されたU17世界選手権女子73キロ級の日本代表として出場しました。この階級の海外選手は体が大きい選手が多く健闘しましたが結果は5位。初めての世界大会で大きな経験を得ることができました。
小学校の頃から柔道、相撲を経て、レスリングを始めた木村選手。足元にタックルできる迫力のある所がレスリングの面白さだそうです。相撲で養った前に出る圧力が木村選手の持ち味となっているようです。練習メニューは自分で考えて行っているそうです。今は筋トレメニューを中心にパワーの強化を行っています。先輩方から直接アドバイスしてもらえるのも高校の部活動のいい所。全国にできたライバルたちから
も刺激をもらっているそうです。
そして、木村選手のすごい所はスポーツだけでなく“電卓検定10段”という実力の持ち主であるところ。ほとんどミスなしで40分計算を続ける集中力が、レスリングにも活かされているそうで「自他ともに認める負けず嫌いな所があるので、その気持ちが勝負強さにつながっていると思います。いろいろな経験をさせてくれた親に感謝です」とお話してくれました。
祖父からは、「後悔のない試合を」という言葉をかけてもらい、それが大会で力をくれたと話す木村選手。ますます強くなって金メダリストになります!」という力強いメッセージを届けてくれました。
允希愛とかいてまきあ。名前を覚えてもらって、ぜひ応援してほしいです!と笑顔の木村選手。次からはU20での戦い。いい結果が出るように皆さんも応援よろしくお願いします!
世界選手権の試合の様子(木村選手のご家族がお写真を提供して下さいました)