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Vol.79 土庄町・小豆島 小豆島で一番古い歴史をもつ「ヤマトイチ醤油」さんに伺いました

Vol.79 土庄町・小豆島 小豆島で一番古い歴史をもつ「ヤマトイチ醤油」さんに伺いました
Vol.79 土庄町・小豆島 小豆島で一番古い歴史をもつ「ヤマトイチ醤油」さんに伺いました

Vol.79 土庄町・小豆島 小豆島で一番古い歴史をもつ「ヤマトイチ醤油」さんに伺いました

香川しまびより

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小豆島の北部、大部港のすぐ近くにある1844年創業の「ヤマトイチ醤油」さん。

現在、小豆島大部地区に製造所を、岡山県備前市に販売所を設け、2拠点で営業されています。

 

大部には江戸時代からの醤油蔵がありますが、昭和51年の台風により土砂が流れ込み、代々受け継いできた木桶の醪がなくなってしまいました。

それでも柱や壁からはいまだに醪の香りが。

被害を受けた木桶の底板は隣のギャラリーカフェでテーブルに生まれ変わっていました!

現在は島内にある「金大醤油」さんに絞りまでの仕込みをお願いし、出来上がったものをブレンドして昔からのヤマトイチの味を再現しています。

昔ながらの一升瓶はお得意様用。

かつては家庭でもお醤油の器といえば木樽や一升瓶でした。

 

いまは商品のほとんどがペットボトル容器に。

とくに軽量のミニサイズ(100ml)がとっても可愛い!

お醤油の種類も豊富で、本醸造以外に、だし醤油、たまごかけ醤油、さしみ醤油。

観光客向けに小豆島のオリーブオイルやごま油入りの醤油もあり、こちらは大人気のアイテムです。

お話をお聞きしたのは6代目の大森勝輔さん、吉子さんご夫妻。

今年10月でご結婚されて53年!

一番の思い出は備前の販売所を大きく広げ、自身も子育てをしながら、同じ子育て世代のご家庭に醤油やお酒を運ぶ便利屋さんとして奔走していたこと。

その努力が実り、備前では新しいお客さんを2000件以上増やすことができたのだとか。

お醤油を配達しながら「ここの味でないといかん」と言ってくれるのが一番嬉しいと吉子さん。

ずっと使い続けてくれるお客さんのために、まだまだここで醤油を作り続けたいとお話されていました。

 

■ヤマトイチ醤油

場所/香川県小豆郡土庄町大部甲3272-1

お問い合わせ先/0120-37-1281・0879-67-2057

ホームページ http://www.yamatoichi.net

■イベント情報!

11月2日・3日は小豆島で醤油の祭典「第10回全国醤油サミットin 小豆島」が開催されます。基調講演やパネルディスカッション、木桶制作実演などが行われます。

「ヤマトイチ醤油」さんも出店されますのでご注目を!

■小豆島土庄町の情報はこちら!

土庄町ホームページ

https://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/index.html

 

小豆島観光協会

https://shodoshima.or.jp