ゲスト:前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部教授)、松浦 大将(みずほリサーチ&テクノロジーズ上席主任エコノミスト) 接戦の予想を覆し、アメリカ大統領選で快勝したトランプ氏。インフレと社会の分断が進む中、アメリカ国民は再びトランプ氏を選択した。選挙戦で掲げた政策は国内経済強化の項目が並ぶが、財政赤字の拡大は免れない。更に「米国第一主義」を掲げ、外国製品への関税の引き上げや不法移民の流入阻止など、内向きな保護主義政策を打ち出すトランプ氏。その政策は、不安定化する国際情勢や世界経済の動向にどのような影響を及ぼすのか?そして少数与党での船出となった第2次石破政権は、トランプ氏の厳しい「取引」の要求にどう立ち向かうのか? 上智大学の前嶋和弘教授とみずほリサーチ&テクノロジーズの松浦大将上席主任エコノミストと共に考える。