高校の卒業式。

私は昨年度、高校を卒業しました。
受験期は仲の良い友達2人と勉強していて、大好きな日本史の先生に記述問題の添削をお願いしに行ったり、質問をしに行ったりしていました。その先生の所に3人で通いすぎて、職員室の中で私たちは日本史ガールズとしてちょっぴり有名になっていたほどです(笑)

受験が終わり、3人で報告しに行くと、その先生は「卒業式楽しみにしているね。」と言ってくれました。とてもお世話になったので、3人でお礼のお菓子を用意して、卒業式の日に渡すことにしました。そして迎えた卒業式の日。式が終わって先生の姿を探したのですが、見当たりません。聞くと、その日はお休みとのことでした。卒業式の日に会う約束をしていたので私たちはとてもショックでした。でもなんと。ちょうどその日に、先生の奥さんに赤ちゃんが生まれたそうなんです。おめでたいニュースにとても嬉しくなりました。後日、3人で挨拶しにいって、たくさん話して一緒に写真も撮ってくださり、使い古した日本史の教科書に埴輪を書いてくれて、先生のお気に入りのシールもくださいました。その時にすごい印象に残ったのは、「人生を砂時計の砂だとして、どんどん落ちていくその砂を自分のためだけじゃなくて、周りの人にも使えるような人になるんだよ。」と言ってくれたこと。先生に言われたこの言葉を大事にしていきたいと思います。
卒業式の日には会えなかったけど、後日3人で独り占めできたとてもいい思い出です。
ゆづの卒業式の思い出も教えてください!

moriiroha

東京都 / 女性 2020/1/22 00:42