ホスピタリティエピソード

4年前の熊本地震で、前震が起きた木曜日と本震の起きた土曜日の間の金曜日の事です。

震源地から遠かった私の町では被害も少なく、その日の仕事を終えいち早くラジオを付けたら聴こえてきた「温泉施設の無料解放」のアナウンスをしてたその番組のDJの言葉です。


「不安はあるけれど、温かい湯に使って「あ~」と声を漏らしながらゆっくり温まってリラックスしましょう」
その言葉が温かくて、住まいも、飲食もこの先どうなるかわからない、
そんな不安はぬぐえないけど、その言葉を聴いたときだけ「お風呂に浸かって「あ~」って言いたい、リラックスしよう」という気分になり、気が紛れました。


思いやる声が心に届く、
これもレディオの力ですね。

デネバヤネ

熊本県 / 男性 2020/3/24 09:31