バック・トゥ・ザ・フューチャー、終わりましたね。
今回は山寺宏一さんのマーティーの吹き替え版での放送。
洋画の吹き替え版って物によっては何種類かあって、それぞれに良さがあって面白いですよね。
ホーム・アローンは矢島晶子さんのケビンのバージョン、
コマンドーなら通称玄田哲章さんのメイトリックス大佐のバージョンが人気だったりしますね。
ディズニー作品にも、今はほとんど現存していませんが、旧声優陣と呼ばれる吹き替え版も存在していました。
大きな特徴は
どの作品にも元音源に存在しなくても活弁士的な形でナレーターがいること、
口が動いていなくてもアドリブのような台詞を盛り込んでくること、
原語版とは違った口調(大男がオカマ口調等)になる、
この三点です。
特にドナルドは今より言葉が聞き取りやすかったです。
関時男さんの声ですから、完全にオッサン声なドナルドですが…
今の吹き替え版が比較的原語版に忠実な和訳になっていますが、
言い回しの面白さは昔の方かぶっちぎりでした。
例えば今の吹き替え版のドナルドが幽霊のイタズラで水浸しにされた時には、
「酷いなぁ、もう!」と言うだけですが、
昔の場合は
「何もかも水に流せって言うのかよ!」と、エラく上手い返しをしていました。
そう考えてると、和訳って難しいんだなって思いました。
決して懐古主義ではありません、くれぐれも。
えみつんさんは「これ面白いな、上手いな」と思った和訳はありますか?
ドナルドを例に挙げましたが、もちろん今の山寺宏一さんのやかましいドナルドは大好きです。
神奈川県 / 男性 2020/6/12 23:41