ミュージカルといえばこの曲!

L

「ティム・バートンのコープスブライド」より
「Remains of the Day」
邦題がわからないので原題表記です。
「コープスブライド」とは「死体の花嫁」のこと。

主人公のヴィクターが結婚式の台詞の歩きながら練習し、
木の枝を指に見立てで指輪をはめると、それは枝ではなく死体の花嫁のエミリーの腕。
エミリーはプロポーズされたと思い込み、ヴィクターを死者の世界へ生きたまま連れてゆくが、ヴィクターは状況が理解できない。
そこで酒場のガイコツがエミリーはどんな境遇でコープスブライドになったかを歌います。
その歌です。
エミリーの境遇はガイコツ曰く「愛と情熱と残酷な殺人の悲劇」とのこと。

生前エミリーは一文無しの男と結婚しようとしていが、
父親に猛反対されたので駆け落ちをすることに。
エミリーは母親の形見のウェディングドレスを身に纏い、家の金品と宝石を少し持って約束の場所で待っていだが、やってきた男に殺されてしまう。
それ以来、死体になっても運命の人が現れるのを待っている、
という境遇。

みんないつか死ぬ
だがそんなに悪くはない
隠れようが祈ろうが
最後に残るは骨だけ

話だけ聞くと暗いですが、この映画の死者の世界の住人たちは基本的に明るいですし、
この歌もかなり陽気なショー場面になっているように、
楽しい映画です。

キャラの見た目は「ナイトメアー・ビフォア・クリマス」のように
「不気味だけどどこか可愛げもある」ので、
その雰囲気が好きな人は楽しめる作品と思います。

だだんだん2号機

神奈川県 / 男性 2020/6/21 16:00