小さい頃の思い出の映画

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先日の放送で土日を1日中パジャマで過ごしていた幼き日の新谷さんの話をほっこりしながら聞いていました。 そしておすすめの映画の募集案内も、、、その2つを聞いて思い出したことがあります。 それは私がまだ小学校に行き始めた頃、住んでいる奈良ではなく共働きの両親がそれぞれ働いていた大阪で待ち合わせして家族3人で映画を見に行った記憶でした。 私は最寄り駅まで迎えに来てくれた母とともに大阪で父と合流し、映画館に駆け込みました。 少し入るのが遅くてすでに映画が始まっていました。 薄暗くて周りがよく見えない中、両親は座れる席を必死に探していました(その頃は指定席じゃなかったから)。 その時前方の大きなスクリーンにはモノクロの映像で、軽快な音楽とともにコミカルに主人公が動いているのが映し出されていました。 外国映画だけどセリフは一切なく、ひたすら演技と音楽だけで進められるその映像がとにかく面白く、母に手を引かれながらも目はスクリーンに釘付けで大声で大爆笑して母に口を抑えられながら席について観たことを鮮明に覚えています。 それがチャップリンとの出会いでした。 残念ながらその時観たのがどの作品だったのかはわからないのですが、チャップリンは数多くの名作を残していますし、短編集なんかもあります。 そしてただ面白いだけでなく様々な社会問題を取り上げたり、小さな子供との人間的な絆や、切ない恋の物語なんかもあります。 有名な作品がたくさんありますので是非いくつか見てみてください。 主人公のチャップリンの演技は頭の先から足の先まではもちろんのこと、目や仕草や表情まで完璧に計算されていて、しかもそれらは共演者全員と音楽隊まで息ピッタリのタイミングで織りなされていく、映像の芸術だと思ってます。 先日のスカッとジャパンで素晴らしいコメディエンヌの才能を発揮され始めた新谷さんにとっても勉強になるかもしれませんよ(^o^) ちなみに無声映画だけではなく、ちゃんとした台詞のある映画もあるので、いっぱい観て欲しいと思います。 新谷さんは最初に観た映画って何か覚えてますか?

KASHIMO

奈良県 / 男性 2020/10/16 11:13