(Instrumental)のこと

こんにちは!ガマンしてガマンして、月曜日にTAMA映画祭でやっと(Instrumental)観てきたところなので、今日の配信でまた詳しくお話を聴けることが楽しみです!

新谷さんの演じた佳子ちゃん、視線も所作も声のトーンも髪色も、一見明るいのにどこか影があって、”言葉で表現できない感情”が全身から溢れ出ていて本当に素晴らしかったです。
ランドリー前のシーンでは胸がぎゅっとなったし、ドラムのシーンは思わず息を呑んだし、何より最後のシークエンス!画面には首から下だけしか映っておらず、言葉も表情も見えず、ただ歩いているだけなのに、音楽や物語とも相まってとても感情を揺さぶられました。どんなことを考えてあのシーンを演じたのか、聞いてみたいです。

映画祭当日は劇場もしっかり埋まっていて、映画が終わった後には大きな拍手も起きていましたよ。
授賞式では、ゲストコメンテーターの方による(Instrumental)の講評があり、「回想シーンの女の子たちの演技がとても良く、登場人物に魅力を感じた点が良かった(言い回しはざっくりだいたいです)」とおっしゃっていました。佳子ちゃんの姿は、きっと映画を観た人みんなの心に残ったんじゃないかなって思います。

大きいスクリーンで新谷さんの素晴らしい演技を観ることができたことも嬉しいし、映画自体もとても面白かったので、もっと多くの人が(Instrumental)と佳子ちゃんに触れる機会があればいいなって思います。
今は「私の卒業」プロジェクトの真っ最中なのかな?いろいろ大変なこともあるかと思いますが、これからもいろんな新谷さんの演技が観られることを楽しみにしていますね!

ずづづ

東京都 / 男性 2020/11/25 04:41