架空のモーニングルーティン

はっぴ〜!チューチュー!ちゅっ♡
スギしゃま(^O^)
架空のモーニングルーティン

(sideA)
アイツの寝顔が目の前にある週末の朝
そっとベットから出て、身なりを整えて、朝ご飯を準備する。
静かにドアを開けて家を出る。
タリーズのコーヒーを片手に持って、スコーンを頬張る
なんだか。オードリー・ヘップバーンの映画の冒頭
ー本気にならないようにしようーどちらから言ったか分からない
でも。
「私…恋に落ちている」(苦しいくらい。もう隠せないかも)
泣きたいような、照れくさいような感情
ドキドキした心臓の音を掻き消すように、足速に公園通りを歩く


(sideB)
週末の朝は、彼女の微かな寝息で目が覚める
どうやら、彼女が目を覚ました様だ。タヌキ寝入りをする
味噌汁のいい香り。この時間が幸せだ。
そっとドアを開けて出て行く彼女の背中を見つめる。
「朝飯くらい一緒に食べて行きゃいいのに…」
まだ温かみのある朝飯を食べながら
「手放したくないな…」と呟いた
次の週末に君に伝えよう。
「週末も平日も一緒に朝を迎えよう」って。

smile :)

鹿児島県 / 女性 2020/12/10 00:36