先輩

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先輩といえば、部活動の先輩を真っ先に思い浮かべます 
高校の時バスケ部だった私は青春の大部分を部活に注いでいました。 しかし高校卒業とともに部活仲間も地方の大学へ進学するなどでバスケをすることも殆どなくなっていました。 そんなある日に昔のバスケ仲間から「ちょっとした集まりがあるから来られへんか?」と連絡があり行ってみると、そこには2人の部活仲間と3人の見覚えのあるおじさんがいました。 なんと高校の先輩たちでした。 その中の数人が仕事や子どものスポーツ活動などで偶然繋がりがあったとかで、何人かに声をかけて急遽招集まった6人でした。 実に25年ぶりの再会で昔話に大いに花を咲かせました。そんな中「この6人を中心にバスケチームを作って地域の大会に出よう!」という話しになり、勢いでチームが結成されちゃいました。 結成当初は日頃の運動不足と年相応の衰えから練習もグダグダでしたが、なんとか大会にも出場できました。 それから高校とは違うつながりのメンバーも加わり、10年間その大会に出続け、別のおじさんばっかりの大会では年間優勝を飾ることもあるくらいになりました。 でも流石に年齢的にも身体はボロボロで続けるのがしんどくなってきて「そろそろ、、、」という思いもあるのですが、先輩から「俺がやめるまで絶対辞めたらあかんぞ!」という至上命令がくだされているので逆らうことができずにその大会に出なくなってからも未だにバスケを続けています。 その先輩からは毎年年賀状に「今年も遊んでね!」という命令継続のメッセージが添えられて送られて来ますw それぞれの子どもが成人している歳になっても先輩には逆らえません。 でも、未だに面倒を見てくれている先輩には感謝してます。 月に数回の練習ですが、その先輩が辞めない限り楽しい時間は続きそうです。 一生付き合える先輩がいるって幸せですよ、いつまでも前に進んでいられるから(*^^*)

KASHIMO

奈良県 / 男性 2021/1/28 16:18