先生との思い出

私の中学の吹奏楽部の先生は、とても音楽の実力がある先生でした。音楽にストイックな分、指導が厳しかったので、合奏の時間が楽しみでもあり、怖くもありました。
ある日の合奏で、私は大失敗をしてしまい、先生が『あなたは戦力外だ』と言いました。それがすごく辛くて、悔しくて、もう辞めてしまいたいとも思いました。とぼとぼと家に帰り、気を紛らそうと、家族のカタチを見ていたとき、彪我くん演じる浩太くんの姿が、なんだか自分と重なって見えました。回を重ねるにつれて、だんだん笑顔が増える浩太くんを見て、自然と私の心も軽くなりました。そして、さくらしめじさんの音楽を聴いて、私ももっと音楽を楽しみたいって思いました。
私はそこから1年間たくさん練習を重ねて、先生に褒めていただけることも増えました。そして、音楽受験に挑戦したいと先生に伝えたとき、『あなたは上手だから大丈夫。受かる。』と言ってくださりました。
中学の先生と、さくらしめじさんのおかげで音楽を好きになれた、大切な思い出です!

みはるんちゃん

大阪府 / 女性 2021/2/15 19:40