卒業式の思い出

 新谷さん、こんにちわ。
 いつも、声を聴かせていただき、癒されています。
 ありがとうございます。

 私は、卒業式が遠い遠い昔で、多少、記憶が美化されてるかもしれませんが、聞いてください。
 高校3年生のセンター試験が終わり、さあ、これからというときでした。心臓のあたりが痛みだし、検査すると何と肺の病気ですぐに入院。もう、絶望しました。すぐ、手術し快方へ向かうのでしたが、3月の卒業式は間に合いませんでした。はじめは、寂しかったのですが、自分で「卒業できないわけではないし。」と、割り切っていました。でも、卒業式の当日は、寂しかったです。
 午後に予想通り、担任の先生が現れました。「卒業証書を持ってきてくれた。」と思っていると、後ろから友人たち、当時の彼女とその友人とゾロゾロと入ってくるのです。個室がぎゅうぎゅうづめです。そうなんです。私のために、卒業式をしてくれたんです。きちんと式次第にそって、校歌斉唱も、答辞も再現してくれました。本当に嬉しかったです。今、書いていても、思い出して涙が止まりません。高校時代は、良かったなぁ、青春してたなぁ、二度と戻らないなぁと思ってしまいます。
 新谷さんも、残り1年、高校生活を楽しんでください。本当にあっという間ですよ。
 長々とすみません。これからも応援しています。

 
 

aidama

鹿児島県 / 男性 2021/3/4 17:55