音声配信の「プリンの固さ」が面白すぎて

坂崎さん、スタッフの皆様、トークルームの皆様、おはようございます。
音声配信の「プリンの固さ」が面白すぎて、固さの有名どころ(?)のプリンをなんとなく調べてみました。

まず、「坂崎さんの言われる『手作りプリン』」は、1964年発売、ハウス食品さんの「プリンミクス」で作ったプリンと思われます。(チキン・ハルマキさんも触れていましたね)
卵不使用、ゼラチンで固めるタイプで80℃のお湯だけで作れます。カラメルシロップが粉末なのでおそらくこれかと。今も「プチプリンミクス」として売っているようです。

この少し前、1962年にはモロゾフのカスタードプリンが登場しています。
カスタードということなので、卵と牛乳と砂糖から作り、熱を加えて卵を固めるプリンです。

また「昔ながらの焼きプリン」は、材料はカスタードプリンと同じだけれど、オーブンにお湯を貼っていわゆる湯せん焼きにしたものです。140℃くらいで上からの熱でプリンに焼き目がついて、蒸し焼きよりも固めの仕上がりになります。昭和で流行った時期は分からなかったですが、キッチンにオーブンレンジが登場した1978年以降ではないかと推測します。

そして、1972年7月にはグリコさんの「プッチンプリン」が登場。
成分を見ると、卵黄と寒天で固めているらしく、形は維持できるけど、カスタードプリンよりもフルフルと震える感じです。(グリコさんのホームページが熱い・・・)

ここまでは、主に「カスタードプリン」か「プッチンプリン」の固さの時代でした。

そして、この後1993年(平成4年)に登場するのが、パステルの「なめらかプリン」です。
弾力というよりも、とろりと崩れる柔らかさのプリン。ここで「柔らかいプリン」の基準が一気に広がっています。プッチンプリンを固いと表現された方は、このあたりが標準なのかなと思います。

二択のお題ですが、深かったです。ご参考まで。

君の左手

神奈川県 / 女性 2021/9/2 06:36

皆の声を集めると、固いのか柔らかいのか分からなくなるという 笑
「なるほど。豆腐基準!」ここはもう大爆笑でした!!
コメントありがとうございます ^ ^

君の左手

2021/9/5 06:11:12

年代別でこんなに固さの認識が違うとは想像もしていなかったですねー。分かりやすくまとめてくださってありがとうございます、結局は木綿か絹か?の判断が一番伝わりやすいという、日本人(笑)

チキン・ハルマキ

2021/9/4 16:28:18