ゆづみんへのおすすめの一冊(小説+漫画も)

 新谷さんこんにちは。

いつも楽しく拝聴させていただいております。
さて、本題に入る前に、私と新谷さんのちょっとした、ご縁話を一つ。私は2014年度頃から、あまり熱心ではないさくら学院の父兄をしておったのですが、そこへ和歌山県出身の子が転入してきたではありませんか!!。ムムム。これは応援しなければ!!そうなんです、私も和歌山県(和歌山市)出身なのです。そして、在宅父兄だった私が新谷さんの最後の雄姿を目に焼き付けたくて、卒業公演に参加させていただきました。いやー本当に良い公演でしたねー。後にも先にも現場に足を運んだのはその一回きりなのです。

さてさて、本題。お勧めの小説は 高田郁(たかだ かおる)著、「ふるさと銀河線」です。高田さんは「みをつくし料理帖」が一番有名で、テレビドラマ化されていたと思います。この小説は彼女が初めて現代の家族を描いた感動の短編集です。この小説には殺人事件も、時代を動かすような壮大な話も一切ありません。登場人物は日々、真面目にコツコツと生きている人々です。でもそんな名のなき人々の日常にも悩みや苦労があります。そんな彼らが、もがきながら生きていくさまに、勇気をもらい、「明日も頑張ろうと」とても暖かい気持ちになります。本当に良い話ばかりですよ。心根の優しい新谷さんにはぜひ読んでいただきたいです!!読んでいただければ私と同じように、何度も何度も読み返す、一生モノの小説になると思います。

最後に、女優を生業とされて行く新谷さんが絶対読まなければいけない漫画を一つ。もし愛読されていたらごめんなさい。それはーー。美内すずえ著「ガラスの仮面」です。私たち世代にはあまりにも有名なマンガなのですが新谷さん世代ではどうなのだろうとおもいまして、、、。
ストーリーはお芝居が大好きな少女、北島マヤが女優も目指し悪戦苦闘する少女マンガです。と言うかこの作品は少女漫画の域を完全に超越した名作です。<演じる>と言うことはどういうことか?演じる側の人間でない私にも演じることの奥深さを教えてくれる素晴らしい作品です。

長々と読んで頂きありがとうございました。これからもずーーと陰ながら応援させていただきます。

いーじん

神奈川県 / 男性 2021/10/2 23:05