思い出のクリスマス

ゆづみん、こんにちは。いつも週半ばのストレス溜まりかけのタイミングで、ゆづみんの声に癒してもらっています。
さて、「思い出のクリスマス」ということで子どもの頃のことを思い出してみました。
例年クリスマス時期になると、兄と二人でおもちゃ屋さんのチラシを見ながら「あれが欲しいこれが欲しい」と大騒ぎ。毎日のようにおもちゃのチラシが新聞に折り込まれるのが、楽しくて仕方なかったのをよく覚えています。
クリスマスイブを家族で過ごし、サンタさんへのお手紙を枕元に置いて眠ると、翌朝には手紙がなくなっているかわりに欲しかったおもちゃが置いてあり、「サンタさん来てくれた!」と大騒ぎしたものです。
ところがある年、12月に入ったばかりの頃に父から「今年からうちにはサンタさんは来なくなりました。」と、突然の宣告。
「そんなわけない!」といつものようにサンタさんへのお手紙を枕元に置いてみましたが、その年のクリスマスの朝、枕元のお手紙は変わらずそこにありました。

サンタさんの代わりにと両親がプレゼントしてくれたのは、とある児童文学書。
今思えばあの年のクリスマスが、少しだけ大人になるきっかけになったのだと思います。

そのときにもらった本は、今でもたまに読み返したくなるくらい大好きな本です。
そんな本との出会いをくれた両親と、毎年プレゼントを届けてくれたサンタさんには、どれだけ感謝しても足りません。

み.つ.る

東京都 / 男性 2021/12/9 22:07