電車の思い出

新谷さん、スタッフのみなさんこんにちは。
いつも楽しく聴いてます♪

うちの子供たちが幼稚園の頃、電車がとにかく大好きで、家の中でプラレールを走らせたり、電車の絵本を読んだりしていました。

特にお気に入りだったのは、本物の電車を見に行くことでした。
最寄り駅の線路沿いに公園があり、駅から発着する電車がよく見えるのですが、毎日のようにその公園に連れてけとせがまれました。
公園に着くと子供たちは遊具で遊ぶことなく、公園から見える電車に向かって目をキラキラさせて一生懸命に手を振っていました。

最初は「誰も相手にしてくれないかもなぁ」と思っていたのですが、意外と乗客の方が気づいてくれて、手を振りかえしてくれます。思いがけず人の優しさに触れ親の私達もほっこりしました。
さらにすごいのが、運転手さんや車掌さんです。
ほぼ100%の確率でリアクションを返してくれるのです。満面の笑顔で手を振ってくれる車掌さんや、クールに敬礼をしてくれる運転手さんなど、レスの仕方は様々ですが、子供たちはもうメロメロで、嬉しくて何度も手を振っていました。

年中無休で、雨の日も風の日もダイヤ通りに運行しなくてはいけない過酷な業務に従事されている中で、このサービス精神。もう感謝と尊敬しかありません。
気づけば、親の私達も一緒になって懸命に手を振っていました。

今は子供たちも大きくなったので、電車に手を振ることはないのですが(笑)、駅員さんや運転手さんを見る度に、心の中で『いつもありがとうね』と呟いています。

アキヤマニア

神奈川県 / 男性 2022/10/13 00:40