棒を振る

ぬいしゃべで白城を演じたゆづみちゃんならピンと来ると思いますが、20歳というとサークルの中心を担う大学3年生ですね。オーケストラに所属していた私は4年生が引退後、指揮者を務めることになりました。指揮者というと怒鳴りながら楽団員に偉そうに指示している様子を思い浮かべるかもしれませんが、私は全く逆で調整型の、というと聞こえはいいのですが、御用聞きタイプの弱い中間管理職の様な指揮者でした。それもそのはず、団員は「フルート15年やってます!」とか「音大蹴ってきました。」みたいな猛者ばかり。ただ、指揮者に選ばれた以上はみんなをまとめあげてお客様を喜ばせるメロディーを作り上げなければならない。なんかどこかの生徒会長みたいな気もしますが(笑)、ミニコンサートを交えながら、1年掛けて集大成の定期演奏会に向けて練習する姿はさくら学院に似ているかもしれませんね。授業にも出なくてすんだ時代だったので、20歳は棒を振り続けた1年で、大学の成績は悪かったけど棒に振ったとは思いませんよ(笑)
あぁ、そうだ・・・メロディック・ソルフェージュで指揮者を務めるゆづみちゃんの見ている者を幸せにする満面の笑み、あれは私にはできなかったなあ(笑)

風の口笛

東京都 / 男性 2023/6/23 01:18