天然少年

ゆまさんしらはんさんこんばんは!

私の体験した見ず知らずの天然少年の話を聞いてください

あれは私がまだ幼かったころ父の運転する車の助手席でのこと。
夕日が眩しくて自分のノートで日をさえぎっていました。
信号待ちで止まると自転車に乗った同年代の少年と目が合いました。多分中学生くらい。
渋滞だったため、車に追いついた少年は私に向かって「サイン?」って大きな口を開けて身振り手振り交えて聞いてきてます。

私の持ってたノートを見て自分にサインを求めてるとでも思ったのでしょうか…
父は何?と不思議そうな顔。

私は「知らない」と父に答え父は「そう?」とそのまま車を走らせました。

全く知らない少年に気まずさだけが車中に残りました。

ポーロンロン

熊本県 / 女性 2023/9/20 18:51