試験の思い出

ラジオネーム:sumikaz(スミカズ)

試験当日に雪で電車が一部止まったけど、その区間は歩いて、無事合格した高校入試。
合格発表に自分の名前はなかったけど、後日補欠合格になった大学入試。

でも一番印象深いのは、入社試験です。

適性検査の試験を受けているとき、途中で回答を記入している問題番号がずれていることに気付きました。つまり、ある問題の解答を別の問題の回答欄に書いていたのです。どこからずれたのかは分かりません。戻って見直すなら時間がかかります。そこで覚悟を決めました。回答済のところはそのままにして、気付いたところから正しい所に回答を書いていきました。「これを理由に落とす会社なら、こっちから願い下げだ」と自分に言い聞かせて。

試験が終わると人事課長が部屋に入ってきて「どうでした? 出来ましたか?」と言うので、事情を話しました。すると採点している部屋に行って確認して来て言いました。「確かに、ずれています。ずれは補正して採点します」と。そして無事内定をもらい、入社しました。
翌年、会社訪問に来た学生を人事課が飲みに連れて行くときに、新人社員として同席しました。人事課長にそのときの話をして「大学入試と違って、落とすための試験ではないと思ったので」と言ったら、「そういう判断ができればいいんです」と言われました。

あと、大学の同期に、入社試験で追試を受けた奴がいました。内定が出たあとで。

40年以上前の話なので、今とは事情が違うでしょうね。

sumikaz

千葉県 / 男性 2024/1/21 20:34