0点の答案(試験の思い出)

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新谷さん、こんにちは!

試験と言えば私、数学で0点を取ったことがあります。あれは忘れもしない、高校3年2学期の期末試験! あり得ないですよね。しかも、白紙ではなく一応頑張って解いた末の0点なんですから、正真正銘です。

もともと数字や記号が苦手だったのですが、高校に入ってから数学アレルギーが酷くなり、逃げ回っていたので、当然の結果ではあったのですが、0点にはさすがに凹みました。

ところが、その時の数学の先生が偉かった。私に答案を返却しながら、「おい、さかな(仮名)! お前の数学は最低だが、英語は最高だ。もう数学はいいから、英語で生きて行けるように頑張れ!」と言ってくださったのです。悲しくて、嬉しくて、トイレで泣きました。

次の時間、返却された英語のテストは99点で、「よし、俺は英語でメシ食えるようになろう!」と決心したのでした。幸いにも、私はその後、本当に英語を使う職業につくことができ、今だに英語でメシを食わせてもらっています。

愛のある一言で私の人生を変えてくれた数学の先生は、「ベクトル」というあだ名の冴えないオッさんでしたが、私にとっては永遠のロールモデルとなりました。あれからうん十年、もしベクトル先生が御健在なら、心からありがとうと伝えたいです。

新谷さんの思い出に残る先生は、どんな方ですか?教えていただけたら嬉しいです。

さかな師匠

山形県 / 男性 2024/1/22 10:07