あの日のカレーライス

ゆづみん、スタッフさん、こんにちは!

カレーライスといえば、大手カレーライスチェーン店「CoCo壱番屋」(通称:ココイチ)での出来事を思い出します。

大学生の時、一人暮らししていたアパートの近くにココイチがありました。
今はなくなってしまったのですが、当時は「大盛りチャレンジ」というサービスがあったのです。

その内容は「20分以内に1300g以上あるカレーライスを完食したら料金がタダ!」というものでした。
普段から人よりたくさん食べていた僕は「タダでお腹いっぱいになるなんて夢のようだ」と、お昼ご飯を抜いて万全を期してその日の晩御飯としてそのチャレンジに挑戦しに行きました。

お店で注文し、ライスが1300g、カレールーは700g、合計2kgはある山のようなカレーライスが目の前に運ばれてきました。若かった僕は「これなら余裕でいける!」とチャレンジスタート!

目の前に置かれたタイマーで時間を気にしながら空っぽの胃にハイペースでカレーライスを流し込みます。

そして、タイムリミットまで残り2分、残すはスプーン2杯分のカレーライス。
これまでのペースでいけば余裕で制限時間内に完食できる、そう思った瞬間、僕の体に異変が起こりました。

スプーンを持つ手が止まったのです。

頭では「残り2回スプーンを口に運べば終わり」と分かっているのに、全く体が動かない。本能的に感じていたのです。「あと一口でも食べたら危険だ」と。

結局、残り2分間何もできないままチャレンジは終了。チャレンジ失敗によってカレーライス代1400円を支払って帰ってきたのでした。

食べ物は適量を食べるのが一番幸せだと悟った20代の夏の記憶です。

ゆづみんは「これなら無限に食べられそう」というものはありますか?

lotta

東京都 / 男性 2024/2/1 10:17