携帯電話なんか無かったから
中学三年生の時、初めて彼女が出来ました 同じクラスの子で毎日学校に行くのが楽しくてしょうがなかった しかし、部活が違うので帰り時間はバラバラ、早く終わった方が自転車置き場で待ってる､､､なんて無理無理！w 周りに見つかったら冷やかされるだろうし、そもそも帰りは部活の仲間と一緒だから仲間から離れて一人別に帰るなんてドラマの中だけの夢のシチュエーション だからお互い家に帰ってそれから電話で呼び出してた でも、今みたいに携帯電話がある時代じゃないから、電話といえば家電！ 下手な時間にかけたら彼女のお父さんが出てくるかもしれないし、そうでなくても彼女の家の電話はリビングにあるみたいで、会話は最小限に済まさないと聞かれているようで恥ずかしい そんな状態でした 初めて映画に誘うためにかけた電話では、恥ずかしさのあまり何を喋って良いか分からずにお互い２分くらい無言、受話器の向こうで彼女のお母さんが「お～い、生きてるか～？」っと私たちをからかってる声が聞こえたほどでしたw
好きな時に好きな所で電話やメールでやりとりできる今の便利な時代も羨ましいと思うけど、ダイヤルを回すと誰が出てくるか分からないあの緊張感も良かったのかもしれないとちょっと思います だって今でもその時のこと鮮明に覚えてますもんね
奈良県 / 男性 2019/11/7 16:41
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