五人の宴

この2ヶ月で10年分の話を聴いています。
亡き西谷さんを月原さん等で偲ぶ「三人の宴」は印象的でした。そこで逆バージョンを考えたので暫くの間お付き合い下さい。

私の名前は月原可奈子。旅行会社に勤めている。
白山通りの居酒屋で飲んでいると、後ろから聞いたことがある声が聞こえてきた。

「今日はうれしいですよ。朝倉忠信先生が来てくれて」
「SNSで私の応援サイトがあるなんて知らなかったから」

朝倉さん?振り向くと奥のテーブルに朝倉さんがいた。その隣には土橋さん?え、鳴海さん?健一くん?見たことのある男性が4人座っていた。

土橋「しかし朝倉先生が月原可奈子さんを好きだったなんて世間は狭いですね」
朝倉「僕が一方的に好きだっただけで、月原さんは僕に恋してくれませんでしたよ」
鳴海「僕なんて付き合うまで本当に長かったですよ。2回入院したんですから」
鳴海さんは眼鏡を中指で持ち上げながら言った。
健一「可奈さんは逆に攻めたらすぐ落ちるんですよ」
鳴海「月原さんは西谷惣太郎さんを忘れたかったんですよ。私も忘れさせたかった。でも、プロポーズしたら思い出したみたい」
「俺の事呼んだか?」
えっ、西谷惣太郎さん?彼がそのテーブルに向かった。
鳴海「あ、貴方が西谷さんですか!」
土橋「どうぞ、こちらに座って下さいよ」
朝倉「ホント貴方には迷惑かけられましたよ。みんなプロポーズしたら月原さんは貴方を思い出すんだから断られちゃった」
西谷「でも、私も結婚したかったんだよ。事故に遭う前に高千穂で二人で歩いた。向こうも私の事が好きなのは分かっていた。ここぞって時に抱き寄せたら、月原さん拒むんだよ!」
そこで一同大笑いした。
鳴海「ありえない〜」
健一「タイミングが良すぎると逆にうまくいかないんですね〜」

そこで私は目が覚めた。♫〜

私はこの夢を月原さんが自宅のベットで見たのか、本当に愛する男性の腕枕で見たのか、どっちにしようか迷っています。

元姫路市民げんひめじしみん

兵庫県 / 男性 2023/6/12 18:29

月原加奈子さんの漢字を間違ってしまった。すいません。