ブルーイマジン

ゆづみさんスタッフさんこんにちは。
3月16日に新宿K's cinemaで公開された『ブルーイマジン』を鑑賞してきました。

性暴力がテーマだと聞いていたので重たいストーリーを想像していたのですが、決して重すぎることなく、最後は登場人物たちの「前を向いて生きていこう」という想いが伝わってくるとても良い作品でした。
ゆづみさん演じる真木凛さん。最初はおとなしい、か弱い女性なのかなと思ったのですが、告発を決意して一緒に戦う仲間を得てからどんどん心が強くなっていく様子が伝わってきて素晴らしかったです。田川監督をにらみつける目ヂカラには「流石ゆづみん!」と思わされました。
個人的には日高七海さん演じる高野八海さんのキャラが良いアクセントになっていたのと、伊藤さとりさん演じるMCの女性が最後に見せた「女の意地」がとても印象に残っています。

田川監督の様な「直接の性加害者」にはならなかったとしても、植本プロデューサーの様に加害者側に立ってしまったり、桜井記者のように「女性側にも落ち度があったのでは?」と感じてしまったり、女性の性被害に対して本当に理解できている男性はまだまだ少ないと思いますし、自分自身でも理解できていると言い切る自信はありません。しかし『ブルーイマジン』を観たことで少しは女性の気持ちに寄り添った考え方を意識できるようになった気がします。
そういう事に気付かされ、考えさせられた作品『ブルーイマジン』は、沢山の人に観ていただきたい作品です。

デルタヌキ。

神奈川県 / 男性 2024/3/17 13:44