今回のLEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~、ゲストは、星屑スキャットのミッツ・マングローブさんです。
ミッツ・マングローブさんがこの番組にお越しになるのは初めて。
ゲストコーナーのタイトルである“今週のスポットライト”にもすぐに「ベストテンっぽい感じでいいですね。スポットライトにお出になられてたの覚えてますか?決心の時に」と出てくる昭和歌謡の引き出し。
その速さと、当時の記憶の鮮明さに宏美さんも驚いていました。
ミッツ・マングローブさんの所属する音楽ユニット『星屑スキャット』は、ギャランティーク和恵さん、メイリー・ムーさんの3人。それぞれドラァグクイーンとして活動されていました。
元々、ドラァグクイーンは既にある歌声とメロディに合わせて口パクをしながらステージを魅せることがほとんどで自分で歌を歌う人はいなかったとか。
そんな中でミッツ・マングローブさんが「生歌やっても面白いかな」と思った時に近くで集まったのがこの3人だったそうです。
それからおよそ18年ほど3人で活動されています。
そんなミッツ・マングローブさんは、今回このように宏美さんとしっかりお話をするのが初めてということで、お話ししたいことがあったそうです。
というのも、ミッツ・マングローブさんが好きな80年代アイドル、特に中森明菜さんはデビュー当時からずっと見ていたそうです。
その中森明菜さんの音楽の要素(プロデューサー陣の意向も含めて)は、山口百恵さんと岩崎宏美さんだったと感じているそうです。
中森明菜さんは『スター誕生!』に3度出演しており、2度は予選で不合格となっているそう。その初めて出場した時に中森明菜さんが歌った楽曲というのが宏美さんの『夏に抱かれて』だったそうです。
宏美さんも知らなかったそうで「え~!明菜ちゃんが?想像がつかない!」と驚き。
それから中森明菜さんのデビュー曲『スローモーション』は、ミッツ・マングローブさん曰く「サビのあの伸びやかな感じは岩崎宏美の世界観なんです」。
中でも『トワイライト-夕暮れ便り-』は、“ザ・岩崎宏美の世界観”な中森明菜さんの楽曲ということで、今回はミッツ・マングローブさんに選曲いただいてオンエアいたしました。
ちなみに、宏美さんが中森明菜さんと最後にお会いしたのは、1988年宏美さんが『未成年』で紅白へ出場した時。
その時に、結婚指輪をしていた宏美さんに舞台袖で「こんなに素敵な指輪をいただけたんですか…!おめでとうございます…!」と声をかけてくださったそうです。
宏美さんにとっても忘れられない思い出だそうです。
星屑スキャットは、6月に配信シングル『蜃気楼』をリリースされました。
一言で表すなら「暗い歌」だそう。
ミッツ・マングローブさんはジョージ・マイケルが“ワム!”を解散し自身のセクシュアリティにも悩み暗い時期の楽曲が特に好きだそうで、その時の雰囲気をイメージした楽曲をお願いして完成したそうです。
いわゆる、歌っている本人が心酔してしまうようなバラードではなく、コンサートで歌っていると客席を見ながら歌の世界観を伝え客席も同じ景色を見られているような感覚になる、そんな歌だそうです。
「まだ新しい曲なので耳馴染みは無いけど、ここから育っていったらいいなと思うそんな曲です」とのことです。
9月22日には、そんな星屑スキャットと、この番組にも何度もいらしてくださっている八方不美人の3人とが初のジョイントライブを開催。
星屑スキャットの時は3人でステージ演出も話し合いながら、ステージ上では導線がぶつかった時に各々のマイクが「チッ」という音を拾ってしまいながら華やかなスタージを披露してくださる皆さんですが、6人となるとどうなるのか。楽しみですね。
〈 星屑スキャットからのお知らせ 〉
*「星屑スキャット クリスマスディナーショー2023」開催
【長野】11/25(土)ホテルブエナビスタ
【札幌】12/16(土)ロイトン札幌
【東京】12/24(日)リーガロイヤルホテル東京