ここでは、“わら”と“豆”の 「ネバネバな関係」、探ってみました !
最近は、“納豆”といえばパックに入っているのが普通ですが、藁に包まれた納豆を見たことはありますか?
この“藁に包まれた納豆”を自分で作れるキット “笑つと納豆 手作りキット 黄大豆” が販売されています。
詳しいお話を、この商品を開発・販売している 合同会社「わらむ」の代表
酒井裕司さんに伺いました。
“笑つと納豆 手作りキット 黄大豆” は人気の商品で
値段は1つ1000円、誰でも簡単に作れるということで、子どもたちの自由研究などに用いられることが多いようです。
商品の中には、
長野県で栽培された稲わらと、長野産の黄大豆「ナカセンナリ」が入っています。
熱湯に1分ほど煮沸消毒をした後、蒸した大豆を藁の中に入れて24時間発酵させると完成します。
そこから冷蔵庫に入れて熟成させることで、さらに深い味わいになるそうです!
納豆菌は、100度の熱でも菌が壊れず、宇宙でも生きていける!と酒井さんは話していました。
この「納豆の手作りキット」が生まれたきっかけは、地元の小学生のアイデアからでした。
PTA活動の一環で、わらについて勉強をしたい、という子どもたちが田んぼを作っていて、
藁を使って納豆講座をしました。
講座で作った納豆を、給食で出してみたら、子どもたちからの評判が良く
納豆づくりの楽しい体験を、ほかの人にもやってもらいたいという思いで、小学生が発案しました。
酒井さんの会社「わらむ」は、「わら」に特化した会社ですが、
他にも、米俵やしめ飾り、神社で使うしめ縄や草鞋、相撲で使う藁の土俵などを作っています。
酒井さんは、上伊那郡・飯島町でお米をテーマとした地域おこしをしたいということから、
お米を生み出す "わら" に注目しました。
これまで、本物の米俵を担いで走るマラソンイベントを10回にわたり、企画しました。
“わら”を使った仕事を広げる中で、これまで利用価値の少ない藁を買い取り、
農家さんにとって「儲かる稲作」に繋げています。
『藁の魅力を全国に広げたい、その一環として「笑つと納豆 手作りキット」を全国販売していきたい』
と酒井さんは語りました。
「わらむ」の「笑つと納豆 手作りキット 黄大豆」
「わらむ」のサイトから、購入することができます。 お値段は、1,000円。
詳しくは、「わらむ」の HP や SNS を ご覧ください。
合同会社「わらむ」酒井さん、ありがとうございました。
【合同会社わらむ】
会社HP:
https://kachiwara.com/natto-ki/Twitter:
https://twitter.com/waraamuInstagram:
https://www.instagram.com/kachi.wara/?hl=jaFacebook:
https://www.facebook.com/waraamu/この模様はAuDeeで聴く事が出来ます。(29分54秒ごろです!)
⇒ https://audee.jp/voice/show/56496