■作者:森田 真千子(もりた まちこ)
■タイトル:「無題」
■画材・作成年など:(画材)色紙、ペン、色鉛筆、水彩 2016年制作
■プロフィール
1956年 兵庫県生まれ。
生後10ヶ月での高熱による脳性マヒのため、両手が全く使えず、体幹マヒ、下肢マヒがあります。
肢体障がいの養護学校時代、小学部から口で文字を書き始め、努力によって口にくわえて自由に使いこなすようになります。
中学部で絵画に興味を持ち、高等部卒業後は絵による自立を決意し、強い意志とエネルギーで才能を磨きました。
絵画だけでなく短歌を詠み、絵画展や学校の講演では、絵と共に自作の短歌を載せた色紙の制作実演を行っています。
ご覧いただく方々に少しでも笑顔で過ごしてもらいたい!そんな思いを込めて、2016年に短歌と絵の詩画集「縁」を発刊。
また同年には、兵庫県宝塚市逆瀬川に「GALERIA TAKARAZUKA」を開設。
後輩たちにも「生きる喜び」を伝えるきっかけになればと思い始めました。
【出展歴・受賞歴】
・1984年 第一歌集『心の掌』(新短歌社)を出版
・1989年 淡路島八浄寺天井画を10枚描き、八浄寺の天井を飾り保存される
・1995年 第二歌集『風の画布』(新短歌社)を出版
・1999年 岡山市南ふれあいセンターに作品「コスモス」が陶版画として常設展示、保存される
・2002年 「アジア太平洋の十年」キャンペーン2002年大阪フォーラム会場エントランスホールでの特別展示