米倉涼子、撮影で感じた野呂佳代の強みは“コミュニケーション能力”「ええ!? すごすぎると思って(笑)」

TOKYO FMで放送中のラジオ番組「Roomie Roomie!」(毎週月曜~木曜20:00~20:55 / 月・火:野呂佳代、水・木:眉村ちあき)。TOKYO FMのファンコミュニティ「LisCom(リスコム)」と連動したリスナー参加型の番組で、笑える話や雑談、相談など、あなたの話題がそのままラジオのトークテーマに! まるで“大きなシェアハウス”に住む仲間と話しているような、“ちょうどいい距離感”の時間をお届けします。

今週は「春のルミルミスペシャルホームパーティ」と題してスペシャル感満載でお届け。4月18日(火)の放送では、米倉涼子さんがゲストに登場! ドラマの撮影エピソードや、セリフの覚え方について語ってくれました。

(左から)パーソナリティの野呂佳代、米倉涼子さん


1975年8月1日生まれ、神奈川県出身。モデルとして活躍後、99年俳優へ転身。「松本清張・黒革の手帖」「交渉人~THE NEGOTIATOR~」「ドクターX~外科医・大門未知子~」など様々な作品で主演を務める。また、ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』に主人公ロキシー・ハート役として12年、17年、19年と3度のNYブロードウェイ公演に出演を果たす。主演するAmazon Originalドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』がPrime Videoにて好評配信中。

◆ドラマで共演したふたりが初対談

野呂:米倉涼子さんと私、野呂佳代はAmazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(現在絶賛配信中)で共演させていただきました。

米倉:ありがとうございました。

野呂:自分たちで言うのもアレですけど、好評ですよね。

米倉:めっちゃいいよねえ。

野呂:米倉さんの印象的なシーンがたくさんあります。米倉さんってやっぱりなんでもヒットを飛ばせる人なんだなって感じたんですけど、そのためにいろいろなことを考え抜いてやっていらっしゃるんだなとも思うんです。

背負うと言いますか、責任感がすごくあると思うんですね。そんななかで一緒にお仕事ができて、こうやってお話もできてラジオにも来てくださるような仲にもなって、私はすごく嬉しいです。

米倉:私も。本当にビックリしたのが、1話でエキストラのみなさんの方々と即興でワイワイ騒がなきゃいけないシーンがあったんですよ。

野呂:パーティのシーン!

米倉:私はああいうのってとっても苦手で。

野呂:ええ!? 意外でした。

米倉:隣同士になった人とどんな会話をしていいのか、役を通して作っていかなきゃいけないのに、パっと見たら野呂ちゃんはひとりで10人ぐらいを普通に相手してた(笑)。「ええ!? すごすぎる」と思って(笑)。

野呂:あはは(笑)!

米倉:それはあなたの、これからも大切にしていくべき素質。

野呂:嬉しいです!

米倉:今回、エンジェルハース(ドラマの舞台となる会社)のみんなと仲良くなれたのは、野呂ちゃんの力がかなり強いのよね。

野呂:どうしよう、泣いちゃうかも。

米倉:本当にそう思うよ。みんなのツッコミどころをちゃんと自分で担ってくれて、すごいなって思った。

野呂:なんでこんなに(米倉さんへの)思いが強いかって言うと、私はずっと米倉さんの大ファンなんですけど、女優さんを目指してアルバイトをしているときに接客をしたことがあるんですよ。

本当はね、あまり言っちゃいけないところもあるんですけど、様子を見ながら「すみません。米倉さんですか?」みたいな。そのときも笑顔で「うん。次に何かあったらお願いします」みたいな感じで言ってくれて。

その思い出がずっとあったなかで、今回一緒に仕事ができるなんて思ってもいなかったので、すっごく嬉しかったんです。なんならLINEも交換してもらったりして。

米倉:野呂ちゃんのLINEがめちゃくちゃ丁寧で(笑)。あのメッセージだと疲れちゃうんじゃないかなって心配になっちゃう。

野呂:私は言葉足らずで、よく人に誤解を与えるところがあるんですよ。

米倉:それ、私はもっとそうだよね?

野呂:そうですか!? よねさん(米倉さん)からは愛のある文章をいただいています!

(左から)パーソナリティの野呂佳代、米倉涼子さん


◆米倉流のセリフの覚え方

野呂:「ドラマや映画でのセリフは、どのように覚えていますか?」というリスナーからのメッセージが届いています。

米倉:私はとにかくセリフを声に出します。よく“セリフは噛んで飲め”と言われたことがあって。みんな言われていると思うし、たぶん聞いたことはあるよね?

野呂:なかったです。

米倉:ごめん、ないね(笑)。要は、セリフを嚙みちぎって、全部砕いて飲む込むぐらい覚えて言えってことなんだろうね。なので、私は耳から入ってくるほうが飲み込みやすいの。リズムとかもどんどん変えていくんだけど、音声を流しながらマネージャーさんとかにも付き合ってもらう。

野呂:なるほど!

米倉:抑揚とかはつけなくてもいいから(一緒に)やってもらって、あとは自分でその場でできるようにしていく。自分でそのリズムのなかに入っていけるように練習していく方法と、とにかく自分のセリフを言う。

野呂:全然セリフが入っていかないときもあるんですか?

米倉:あるある。舞台のときは特にあります。

野呂:米倉さんは英語のセリフもやっているわけじゃないですか。

米倉:どうにかなっちゃうかなって思った。

野呂:そうですよね(笑)。

米倉:まず(セリフを)理解しないといけないし。でも、時間が解決してくれるの。だから、絶対やったもの勝ち。

野呂:とにかくたくさんやると。

米倉:セリフはどうやって覚えているの?

野呂:私、覚えが非常に悪くって(笑)。

米倉:私も私も。

野呂:私も録音して練習するようにしているんですけど、自分の声が邪魔して入ってこないことがあるんですよ(笑)。

米倉:でも、それが「こんな声は嫌だ」という勉強になるような気がするんだよね。こんな風に言っている自分に違和感があるっていうことは、人が違和感を持つことにもつながるんじゃないかなって。

野呂:なるほど。これ、今俳優を目指している人は聞いていてほしいなあ。

米倉:(俳優の)勝村政信さんのことを、お兄ちゃんみたいに慕っているんだけど、本当にセリフが覚えられないときに覚え方を聞いたことがあって。とにかくヤギが紙を食べるように、とにかくやれって言われた(笑)。やっぱそれしかないよねって。

野呂:主役の人って、毎日ずっとセリフを言っているじゃないですか。撮影で初めて気付いたんですけど、主役の人は一日中ずっと(現場に)いるじゃないですか。集中力もすごいし、大変だなって思いますよ。

米倉:それをやらなきゃいけない立場になったら、やるんだよ(笑)。あと、(出番が)ちょっとのときって逆に緊張するんだよね。

野呂:わかります。あいだにちょっと入るときに噛んじゃうと「申し訳ございません!」って気持ちになります(笑)。

米倉:それ、あるよねえ(笑)。

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聴取期限 2023年4月26日(水)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Roomie Roomie!
放送日時:毎週月曜~木曜20:00~20:55
放送局:TOKYO FM
出演者:野呂佳代(月・火)、眉村ちあき(水・木)
番組Webサイト:https://www.beach.jp/circle/af10024/