昨年2月、農林水産省のつなぐ棚田遺産に選ばれた小蓑。
棚田は管理に手間がかかる為、高齢化や後継者不足により耕作放棄地が拡大していくのが課題でしたが、20年ほど前から地域が一つになり、田畑の保全に取り組んできました。
小蓑の棚田は約190枚。
地域全体が棚田の為、ほかの棚田に比べると見た目は劣るかもしれない。でも今は放棄された田んぼがほとんどない。草刈りを何度もしてきれいな景観を維持しながら、美味しいお米を作っている。棚田を次の世代につなげていきたいという強い思いや、日ごろの取り組みに対して、つなぐ棚田遺産として認めてもらったと、山南営農組合の安部さんは話します。
渓流水で育つお米は寒暖差のあるこの場所ならではのおいしさを持つ「小蓑米」となり、カフェサングリエで食べることができます。甘みを感じられるお味と話すのは筒井さん。
昭和の宿小蓑は、戦後の昭和の暮らしを体験できる宿なので、火をおこしたかまどで羽釜を使ったごはんを炊くこともできますよ。おこげも美味しいそうです!
そんな棚田で、6月4日日曜日には田植え体験が行われます。そのイベントを担当しているのが、三木町地域おこし協力隊の芳田さん
(左から芳田さん、筒井さん、安部さん)
植えるのは、小蓑米ではなく、古代米!普通のもち米より粘りが強い「緑米」です。
昨年6月にスタートした古代米プロジェクトですが、今年は倍くらいの面積の古代米を作りたいと、土づくりから頑張っていらっしゃいます。
古代米の田植えを体験してみませんか?ランチ付き!お餅つきも開催され、大人2000円、子ども1000円です。時間は10時から。参加希望の方は芳田さんのインスタグラムからお申し込みを!
https://www.instagram.com/miki_kagawa_chiikiokoshi/
カフェサングリエでは、毎週土曜日小蓑米や古代米を主食にした週替わりランチや、イノシシカレーなどを楽しむことができます。
昭和の宿こみのも、これからの蛍の季節は最高です!ぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか?
昭和の宿こみの