文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!
多くの場合、Why? という英語を聞きますが、
実は Why? では正しくない場面もあります。
I went to Osaka. と聞いて
「どうして大阪へ行ったの?」と理由をたずねるならば
Why? でいいですよね。
でも、大阪に行くと言っていた人が
I didn’t go to Osaka.
「大阪へ行かなかったんです」と言ったのを聞いて
「どうして行かなかったの?」とたずねるならば
Why not? が正しい表現になります。
相手の言った文が肯定文であれば、Why?
言い換えれば、Why did you go to Osaka?
と質問することになるので肯定の質問になります。
しかし、I didn’t go to Osaka. という否定文に対してであれば、
Why didn’t you go to Osaka?という否定文での質問になるので、
Why not? と言うことになります。
もう一つ、How come?という会話で使う表現がありますが、
これは肯定文に対しても否定文に対しても使えます。
ただし、理由をたずねると言うよりも、
「え、どうして?」「なんでそんなことになったの?」
というように驚きの気持ちを表すときに使う表現です。