#67 【"Suddenly I See"】
“国民的地元のツレ”こと、毎週金曜日お昼12時からお送りしている『トーキョー・エフエムロヒー』！
先日は東京では久しぶりに雪が降り、積もりましたね～。
少しだけ心躍ってしまいました！
まだまだ寒さが厳しい2月9日！今日もエフエムロヒー、スタートです！
【リスナーの方からのお悩み相談】
■ラジオネーム「さとなのひとりごつ」さん（愛知県・20歳・女性・大学生）
ヒコロヒーさんこんにちは！キョコロヒーからヒコロヒーさんのことを知り、
最近エフエムロヒーを聴き始めました☺️
私は今大学2年生なのですが、最近、自分の人生について考えると、
毎日が同じことの繰り返しに思えて、何のために生きているのかがわからなくなることが多いです。
職業適正テストを受けて出た、自分の強みは、自分が感じているものとは全く違うものだったし、
自分の魅力がよくわからず、成長できているのか不安になります。
また、将来本当にやりたいことがわからないままで、
ずっと心にもやもやを抱えて過ごしています。
ヒコロヒーさんは学生時代、このようなことを感じたことはありますか?
”毎日同じことの繰り返し”
ヒコロヒー「「毎日が同じことの繰り返しに思えて、何のために生きているかがわからなくなることが多いです」って。これはお姉さんからの戯れ言と思って聞いてもらったらいいんですけど…こんなに幸せなことって、ないですよ。…ということは、ひとつお伝えしたいかな。「毎日同じことの繰り返しだな」「なんなんだろうな」って思う、その気持ちはよくわかるんですけれども。それ自体が奇跡的なことなんだ、と。
だって、もう世の中を見渡してみたら、いろんなことが起きてて。そんな中で、自分が本当に穏やかな凪の一日を過ごせるという、その一日が尊いんだ、ということを……20歳ぐらいやったら、もう全然そんなことを考える必要もないし、知っておく必要っていうのもないかもしれないんですけど。なんかの時に、ふと”お姉さん戯れ言”…まあ、”お姉さん”って自分で言うのも傲慢か。”おばさん戯れ言”を、ちょっと思い出していただけたらな、と思います。」
”今になってあのときのこれが効いてきてるかも”
ヒコロヒー「「何のために生きているのかがわからなくなることが多い」。まあ、それはこのぐらいのお年頃やったらそう思うとは思うんですけど。20歳のころ何してたかな？って考えてたら、私は本当にお金がなかったんですよ。で、大学は行ってたんですけど、ほとんど授業なんて行ってなくて。麻雀して、寝て起きて、また麻雀して…みたいな、あなたよりもとんでもない毎日を過ごしてはいたんですけれども。でも、今になってあのときのこれが効いてきてるかもな、って思うのは…。
当時、本当にお金がなかったから、学校の図書館に行って、ばーっと本借りて読んで、返して、また読んで…みたいな。で、それを読み終わったら麻雀行って、みたいな。本の虫だったんですよ。当時は5冊とか6冊借りて家で読んで、”つまんねえ本書くなよ、こいつ～！”みたいに文句も言いながら。あと、映画もたくさん観てたかな。なぜなら、その時って”お金はないけど時間はある”っていう、大学生ならではの時の持ち方をしていて。
40歳ぐらいの人が書いた本とかを読むと、「あ、いま自分が考えてることってめっちゃ青臭いことなんやな」っていう形で知ったりとか。「いや、青臭いことの何があかんねん！」とかなったら、青臭い全開の本を読んで、「これは確かに、まっすぐやるっていうのはまずいな」とか。本って、世の中無限にあるし、1人1人の作家さんの思想とか表現の仕方違うので、そこで自ずと人の言ってることとかあり方の取捨選択みたいなことをするようになったような気がしますけれども。かと言って別に私は「読書がいいよ」って言うつもりもないし、これは1人1人適性があるので。ただ、私に関しては、それがいま効いてきてるのかな、ボディーブローのように。」
”今できること、楽しいこと、心がワクワクすること”
ヒコロヒー「『自分の魅力がよくわからず、成長できているのか不安になります』『心にもやもやを抱えて過ごしています』。あの、34歳のお姉さんの戯れ言と思って聞いてもらえたらいいんですけど…まじで20代なんて光の速さなわけですよ！一瞬で終わるから。その一瞬を、モヤモヤしていてもあんまり心が晴れることっていうのはないんじゃないかな、と。『モヤモヤしているな』って気づくことはとても素晴らしいんですけれども。
私は20代のときに、ラッキーなことに30代とか40代のお姉さんたちに口酸っぱく言われてて。「20代めっちゃええやん！」「20代なんでもできるやん！」「今のうちになんでもし！」「20代は光の速さやで！」…って口酸っぱく言われてたから「あ、そうなんや。1日でも大事にしよう」みたいな。でも、これってなかなかその渦中にいるときは気づけないのよ！そのありがたみを感じる時ってその時を過ぎてから…まあ、”過ぎたるはなお及ばざるがごとし”なんですけれども。
まあ、ラジオが好きで、わしという人間が好きでいてくれるのなら、少しだけ耳を傾けていただいて。今できること、楽しいこと、心がワクワクすることを知ってもらえたらいいな、と思いますけれども。」
♪＜Suddenly I See / KT Tunstall＞
この曲が流れている間、ブースで構成作家と話していたヒコロヒー。
何を話していたんでしょうか。
ヒコロヒー「今もちょっと作家さんと喋ってたんですけど、20歳ぐらいの時って、私がそうやったからかもしれないですけど、目上の人とか大人とかに何言われても何も入ってけえへんし。言ってること自体は頭では理解できるけど、ピンとけえへん…みたいなことがめっちゃ多いから、もしかしたら逆に、もう何も聞かなくていいのかもしれない！1日1日、自分の心がワクワクすることとか、楽しいなと思うこと。例えば、このラジオを聴いてくれてる時間でもいいし、好きな音楽を聴くでもいいし。自分ととことん向き合って、自分の好きなこととかに従順になって、素直になっていく時間を増やしていくことが、実は1番近道なのかもしれないですけどね。「失敗したくない」とか「成功に近づきたい」とかって思う気持ち、「モヤモヤする」「これでいいのかな
」って思うこと自体が、もしかしたらとっても正しいことのような気もしてまいりました。私も考え中でございます。」
M-2 Suddenly I See / KT Tunstall
M-3 Day 1 ◑ / HONNE
M-4 (I Can't Get No) Satisfaction / The Rolling Stones
ヒコロヒーがセレクトする音楽をたっぷりオンエアしつつ、“耳”と“ココロ”がちょっと“潤う”エンタメもピックアップしていきます！
番組ホームページはこちら！
radikoはこちらから！
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先日は東京では久しぶりに雪が降り、積もりましたね～。
少しだけ心躍ってしまいました！
まだまだ寒さが厳しい2月9日！今日もエフエムロヒー、スタートです！
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【リスナーの方からのお悩み相談】
■ラジオネーム「さとなのひとりごつ」さん（愛知県・20歳・女性・大学生）
ヒコロヒーさんこんにちは！キョコロヒーからヒコロヒーさんのことを知り、
最近エフエムロヒーを聴き始めました☺️
私は今大学2年生なのですが、最近、自分の人生について考えると、
毎日が同じことの繰り返しに思えて、何のために生きているのかがわからなくなることが多いです。
職業適正テストを受けて出た、自分の強みは、自分が感じているものとは全く違うものだったし、
自分の魅力がよくわからず、成長できているのか不安になります。
また、将来本当にやりたいことがわからないままで、
ずっと心にもやもやを抱えて過ごしています。
ヒコロヒーさんは学生時代、このようなことを感じたことはありますか?
”毎日同じことの繰り返し”
ヒコロヒー「「毎日が同じことの繰り返しに思えて、何のために生きているかがわからなくなることが多いです」って。これはお姉さんからの戯れ言と思って聞いてもらったらいいんですけど…こんなに幸せなことって、ないですよ。…ということは、ひとつお伝えしたいかな。「毎日同じことの繰り返しだな」「なんなんだろうな」って思う、その気持ちはよくわかるんですけれども。それ自体が奇跡的なことなんだ、と。
だって、もう世の中を見渡してみたら、いろんなことが起きてて。そんな中で、自分が本当に穏やかな凪の一日を過ごせるという、その一日が尊いんだ、ということを……20歳ぐらいやったら、もう全然そんなことを考える必要もないし、知っておく必要っていうのもないかもしれないんですけど。なんかの時に、ふと”お姉さん戯れ言”…まあ、”お姉さん”って自分で言うのも傲慢か。”おばさん戯れ言”を、ちょっと思い出していただけたらな、と思います。」
”今になってあのときのこれが効いてきてるかも”
ヒコロヒー「「何のために生きているのかがわからなくなることが多い」。まあ、それはこのぐらいのお年頃やったらそう思うとは思うんですけど。20歳のころ何してたかな？って考えてたら、私は本当にお金がなかったんですよ。で、大学は行ってたんですけど、ほとんど授業なんて行ってなくて。麻雀して、寝て起きて、また麻雀して…みたいな、あなたよりもとんでもない毎日を過ごしてはいたんですけれども。でも、今になってあのときのこれが効いてきてるかもな、って思うのは…。
当時、本当にお金がなかったから、学校の図書館に行って、ばーっと本借りて読んで、返して、また読んで…みたいな。で、それを読み終わったら麻雀行って、みたいな。本の虫だったんですよ。当時は5冊とか6冊借りて家で読んで、”つまんねえ本書くなよ、こいつ～！”みたいに文句も言いながら。あと、映画もたくさん観てたかな。なぜなら、その時って”お金はないけど時間はある”っていう、大学生ならではの時の持ち方をしていて。
40歳ぐらいの人が書いた本とかを読むと、「あ、いま自分が考えてることってめっちゃ青臭いことなんやな」っていう形で知ったりとか。「いや、青臭いことの何があかんねん！」とかなったら、青臭い全開の本を読んで、「これは確かに、まっすぐやるっていうのはまずいな」とか。本って、世の中無限にあるし、1人1人の作家さんの思想とか表現の仕方違うので、そこで自ずと人の言ってることとかあり方の取捨選択みたいなことをするようになったような気がしますけれども。かと言って別に私は「読書がいいよ」って言うつもりもないし、これは1人1人適性があるので。ただ、私に関しては、それがいま効いてきてるのかな、ボディーブローのように。」
”今できること、楽しいこと、心がワクワクすること”
ヒコロヒー「『自分の魅力がよくわからず、成長できているのか不安になります』『心にもやもやを抱えて過ごしています』。あの、34歳のお姉さんの戯れ言と思って聞いてもらえたらいいんですけど…まじで20代なんて光の速さなわけですよ！一瞬で終わるから。その一瞬を、モヤモヤしていてもあんまり心が晴れることっていうのはないんじゃないかな、と。『モヤモヤしているな』って気づくことはとても素晴らしいんですけれども。
私は20代のときに、ラッキーなことに30代とか40代のお姉さんたちに口酸っぱく言われてて。「20代めっちゃええやん！」「20代なんでもできるやん！」「今のうちになんでもし！」「20代は光の速さやで！」…って口酸っぱく言われてたから「あ、そうなんや。1日でも大事にしよう」みたいな。でも、これってなかなかその渦中にいるときは気づけないのよ！そのありがたみを感じる時ってその時を過ぎてから…まあ、”過ぎたるはなお及ばざるがごとし”なんですけれども。
まあ、ラジオが好きで、わしという人間が好きでいてくれるのなら、少しだけ耳を傾けていただいて。今できること、楽しいこと、心がワクワクすることを知ってもらえたらいいな、と思いますけれども。」
♪＜Suddenly I See / KT Tunstall＞
この曲が流れている間、ブースで構成作家と話していたヒコロヒー。
何を話していたんでしょうか。
ヒコロヒー「今もちょっと作家さんと喋ってたんですけど、20歳ぐらいの時って、私がそうやったからかもしれないですけど、目上の人とか大人とかに何言われても何も入ってけえへんし。言ってること自体は頭では理解できるけど、ピンとけえへん…みたいなことがめっちゃ多いから、もしかしたら逆に、もう何も聞かなくていいのかもしれない！1日1日、自分の心がワクワクすることとか、楽しいなと思うこと。例えば、このラジオを聴いてくれてる時間でもいいし、好きな音楽を聴くでもいいし。自分ととことん向き合って、自分の好きなこととかに従順になって、素直になっていく時間を増やしていくことが、実は1番近道なのかもしれないですけどね。「失敗したくない」とか「成功に近づきたい」とかって思う気持ち、「モヤモヤする」「これでいいのかな
」って思うこと自体が、もしかしたらとっても正しいことのような気もしてまいりました。私も考え中でございます。」
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【リクエストコーナー おもむろに1曲（“おもチュン”）】
リスナーの皆さんからいただいた“お題”にヒコロヒーが1曲選ぶ「おもむろに1曲」、略して“おもチュン”！
■ラジオネーム「カンカンハンマー」さん（長崎県・男性・50歳）
ヒコさんこんにちは。
お正月に中2の息子がお年玉でエレキギターを買いました。
毎日練習しています。
そこで中2男子に刺さるカッコイイエレキギターの曲をリクエストします。
本年も毎週楽しみに聴きます☺︎
●ヒコロヒーが選曲したのは…
＜(I Can't Get No) Satisfaction / The Rolling Stones＞
ヒコロヒー「これね、めっちゃ悩んだんですよ！もちろんDerek and the Dominosの『Layla』もね！エレキギターといえばこれ！って。ちょっと待ってよ、Van Halenが控えてるよ！とか……すごい考えたんですけれども、こっちでいこうかなと思います！フレーズが、中学2年生の初心者の子でも真似しやすそうかな、っていうところと。あと、The Rolling Stonesに対する造詣を深めるというのもあり、ちょっと聴いてみてほしくてお届けしていました！『Layla』とか、Van Halenの『Hot For Teacher』とか、そういう曲も聴いてみてほしいな。ラジオネーム「カンカンハンマー」さん、息子さんのリアクションもぜひ教えてください！」
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【メッセージ募集のお知らせ！】
①『おもむろに1曲！』(略して“おもチュン”)
リスナーのみなさんから頂いた、“お題”に対して、
ヒコロヒーが1曲選んでみようじゃないか！、、、という
音楽でアナタのお耳に“潤い”を与える音楽コーナー！
②『時には名言を！』
言われて心に残っている名言、逆に「なんだそりゃ！」と言う"迷言"、
本やマンガ、映画やドラマで知った“胸アツ”な人生や恋愛の教訓など、
みんなでシェアしてみませんか！ヒコロヒーがツッコミを入れていきます！
その他、ヒコロヒーへ質問・メッセージもお待ちしてます！
メッセージ&リクエストはこちらから！
※番組のハッシュタグは「#エフエムロヒー」。
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【2月9日(金) プレイリスト更新中】
M-2 Suddenly I See / KT Tunstall
M-3 Day 1 ◑ / HONNE
M-4 (I Can't Get No) Satisfaction / The Rolling Stones
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