OTPリスナーのみなさん、チェシチ!
世界一周旅の途中のoumiです。
今日は、ポーランドの首都ワルシャワから電話を繋ぎました!
日本とポーランドの時差はマイナス8時間。夜の6時過ぎからのレポートでした。
(寒さで顔も歪みます……いや、元からか。)
前回電話を繋いだ、ノルウェーのトロムソから、オスロ、 ベルゲン、
ドイツのベルリン、そして、ポーランド・クラクフ、ブロツワフと移動してきて、今のワルシャワに到着しました。
ノルウェーで最後に滞在したのが、南西部にあるベルゲン。ここは、フィヨルド観光の起点となる町です。
実は、「海外のこの場所に行ってみたい」と思って、初めて具体的に調べたのが、ノルウェーのフィヨルドでした。
ただ、そのときは、お金はもちろん勇気がなくて結局調べるだけで終わってしまっていて……8年越しでその時の夢が叶いました!
深い海の青に迫るような山々を切り裂いていくように船が進んで行く様は、まさに息を呑むような絶景でした。
ただ、もうシーズンは終わっていたので、行けるフィヨルドが限られていたのと、天気も曇りや雨ですごく寒かったので、また行きたいと思います!
その後訪れたドイツはベルリンしか行っていないのですが、
ベルリンの壁を使ったイーストサイドギャラリーや、壁博物館など、歴史関連のところを中心に回りました。
実は、ベルリンの壁が崩壊したのは私が生まれた年。教科書で習ってから、私の生まれた年にすごいことが起きたのだな、とずっと気になっていました。
ベルリンの壁は、冷戦時代の冷たさも感じるものの、それを越えて新しいものを作っていこうという、何かパワーのようなものを感じました。
そして、ポーランドに移動してきて、アウシュビッツ強制収容所を見学しました。
この2週間は、これからの世界のあり方について考えさせられる2週間でもありました。
さてさて、今いるワルシャワはどんな街かというと、
旧市街は世界遺産に登録されていて、美しいヨーロッパの街並みを楽しめます。
でも、それよりなりより街を歩いていると、どこからともなくピアノの音色が聞こえてくるのが面白い!
というのも、ワルシャワは作曲家のショパンゆかりの街なんだそうで、
ボタンを押すとショパンが作曲した音楽が流れるというベンチが町に設置されているんです。
コンサートを開いているレストランやバーも多く、音楽のという印象を受けました。
(見た目はいたって普通のベンチです。)
放送では時間がなくてお伝えできなかったのですが、
最後に皆さんお待ちかね(…だといいな)の、餃子報告です!…いや、餃子報告をさせてください!
ポーランドでは2つの餃子を見つけました!
まずはピエロギ。こちらは、見た目も作り方も味も、そのまま水餃子!
日本の餃子よりも平べったい印象で、皮はもっちもっちです。
中身の具の種類もたくさんあって、じゃがいも、チーズが入ったものや肉のみのもの、キャベツとキノコが入ったものもありました。
このキャベツとキノコのピエロギはクリスマスイブに食べるのが伝統だそうですが…普通に昨日食べました。
(写真は肉のピエロギ!ポークだそうですが、日本の豚餃子とは違いツナのような食感)
ピエロギは街の食堂でも、高級そうなレストランでも、スーパーの惣菜コーナーでも見かけるので、
きっと日本の餃子のように、当たり前で、人気の高い存在なんじゃないかなぁ、と思います。
水餃子スタイルだけではなく、揚げ焼きになっている、ピエロギもありました。
そして、ポーランドではスープ餃子も発見!
ポーランドの伝統的な「バルシチ」という、鮮やかな赤色のスープに「ウシュカ」と呼ばれる小さいピエロギを入れたものを頂きました!
ウシュカは「耳」という意味だそうで、包み方はピエロギとは違って確かに耳のよう。
そして、スープの材料「ビーツ」という野菜の色素で真っ赤に染まっていました。
少し酸味の感じるスープとウシュカの相性が抜群!寒くなるこれからにもピッタリのスープ餃子でした!
東ヨーロッパはご当地餃子の宝庫!
次はどんな餃子に出会えるのか…世界餃子ハンターとして心が躍っています!
それではまた、2週間後に!
oumi